Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
10月13日~10月17日は、二十四節気・「寒露(かんろ)」の次候に当たる、
「菊花開(きくのはなひらく)」ですね
文字通り、菊の花が咲く頃のこと。
菊は、「短日植物」=「日照時間が短くなると花が咲く植物」に分類され、
一日のうちで夜の時間帯が長くなってくると開花するという性質があるのだそうです。
菊の原産は中国で、奈良時代末~平安時代初期頃に日本へ伝わったと推定されて
います。
本家・中国では、9月9日は、「陽数(奇数)」の中で一番大きな数字である9が重なることから、大変おめでたい日であるとされ、
それと同時に、陽の気が強すぎる・・・栄え過ぎたものは必ず衰えることから、
この日に菊の花を愛でたり、「菊花酒(きくかしゅ)」を飲んだりと、
その他の五節句(1月7日・3月3日・5月5日・7月7日)の日と同様に、
「季節の植物」から生気をいただくことで、邪気祓いとしてきました。
この他にも、9月9日には、「登高(とうこう)」と呼ばれる、高い山に登ることや、
呉茱萸(ゴシュユ)という植物を詰めた袋を腕に結ぶなどして過ごす風習があるそうで、
登山には、天の神様に近い神聖な場所へ行くという意味合いと、
これは、このМの勝手な解釈ですが、
Keikoさんが著書などでも、「男性的エネルギー(陽の気)が満ちた場所」としている、「高いビルや建物に行くこと」にも通じる内容のような気がしております。
そんな菊の花もゴシュユも、共に漢方薬として古くより利用されており、
ゴシュユには、寒さや冷えによって悪くなった血流を良くし、体内の水分と共に巡りを良くするなどの働きが、
菊花には、視力回復、頭痛、めまいの解消などの効能があるのだそうです。
そう言えば、日本では菊の花は、その強い抗菌作用から、主にお刺身のツマとしても
用いられていますよね
また、食用菊を味噌に漬け込む菊味噌は山形県の郷土料理として有名ですが、
我らがKeikoさんも、召し上がっているのでしょうか
ともあれ、日本では改暦以後、9月には菊の花がまだそこまで盛んには咲かないことから、「重陽の節句」である9月9日のいわれや風習は忘れ去られつつあります。
その一方で、菊の花は春の桜と共に季節を彩る花として多くのファンを持ち、
ちょうど今のシーズン、菊の花の品評会や鑑賞イベントが全国各地で開催され、
観る人の目を喜ばせてくれます。
花の季節の終わりに、堂々たる大輪の花を咲かせる菊の花言葉は、「高貴」「高尚」。
皇室など、その他多くの伝統ある団体の紋章としても使用される菊に、実にふさわしい花言葉です。
それでは、「Keiko的Lunalogy星座ダイアリー2021」より、
Keikoさん直伝によるアドバイスをお届け致します
10月13日 13:56 月は獅子座から乙女座へ移動
ダイアリーには、
「残りものには福があるを実感しそう」とありますが、
これは、控え目に他者に花を持たせることが開運スタンスである乙女座的・アドバイスです。
Q、Keikoさんが実際に経験された、残り福体験を教えてください
『立ち寄った花屋さんが閉店間際だったので、「残っているお花を全部いただいてゆきます」と言ったら、料金を半額にしてくださったこと。
あれはほんとうにラッキーだったわ~。』
なななんですと~
Keikoさん、その花屋さんの方が、よほどラッキーだったと思っておられますよ。
それにしても、Keikoさん、きっと何事に対してもそうなのでしょうが、
ルナロジーには欠かせない、お花に対する豪快で太っ腹なアクション、さすがです
この時期には、縁の下の力持ち役に徹しながら、
乙女座的・徳分を後々、いただきましょう。