Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
9月22日~9月27日は、二十四節気・「秋分(しゅうぶん)」の初候に当たる、
「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」ですね
文字通り、雷鳴が聞こえなくなる頃のこと。
今年は全国的に見ても、夏の終盤にドドドッと雷を伴う雷雨が続いたように思われましたが、
そんな、人間サマにとっては少々・・・いえ、かなり困ってしまう雷雲も、ついには秋空の彼方に消え去ってゆきます。
このような、段々と安定してくる秋の気候を言い表す言葉として、「天高く馬肥ゆる秋」が挙げられますが、
これは、元々は、中国から伝わった故事成語なのだそうです。
わたし達日本人が、秋の爽やかさやおめでたい収穫の時季であることを謳っているのに対し、
本来の言葉とは実は、「秋高塞馬肥(あきたかくしてさいばこゆ)」。
=「空が高く澄み渡る秋になると、北方の馬がよく肥える」。
『だから、気を付けよ』という、戒めの言葉だったのだそうです。
この言葉は、中国の唐時代の詩人・杜審言(としんげん)が作成した、「蘇味道(そみどう)に贈る」という詩の中の一節であり、
漢時代の将軍・趙充国(ちょうじゅうこく)が言い放った言葉であると書かれているのだそう。
なんでも、古代中国では、「匈奴(きょうど)」というモンゴル高原を支配する遊牧民族が、
秋になると、寒さが一段と厳しくなる冬に備え、馬に乗り南下してきては、中国の各村を襲撃していたのだそうです。
よって、上記の「秋高塞馬肥(あきたかくしてさいばこゆ)」は、匈奴(きょうど)の襲来を警戒する文言であったわけです
また、将軍・趙充国(ちょうじゅうこく)は、騎射(きしゃ)・・・馬の上から弓で矢を射ることの名人であったそうで、射手座への月移動をお知らせする本記事にピッタリな人物でございました。
しかしながら、現在のような、秋ののどかでほのぼのとした雰囲気を言うイメージとはあまりにもかけ離れた由来には、
それこそ、ヒーンといなないてしまいます。
それでは、「Keiko的Lunalogy星座ダイアリー2020」より、
Keikoさん直伝によるアドバイスをお届け致します
9月22日 4:31 月は蠍座から射手座へ移動
ダイアリーには、
「多少遠くても、足を延ばす価値あり」とありますが、
これはズバリ、射手座の「チャレンジ精神」を表すアドバイスです。
Q、この日は秋分です。今年の秋分図の特徴を簡潔に教えてください
『魚座満月・乙女座新月による浄化&調整を経て、いよいよ、風の時代へと移行する合図。
新たな運を迎え入れたいなら、恐れず、ひるまず、大胆にいきましょう。』
なるほどっ。
「変化を付け、物事を発展させる」タイミングである秋分。
的を絞り、エネルギーを向かわせる先をまっすぐに見据えましょう。
