Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
本ブログでは、山羊座の神話で知られるパーン神について、度々お伝えしてきましたが、
パーンの名の語源として知られているのが、
ギリシャ語で、「全て」「あらゆる」「あまねく」などを意味する、「pan(パーン)」という言葉でした。
本記事では、
今度は、このパーン神の名と語源を同じくする、とある2つの言葉に迫ってみたいと思います。
まず1つ目が、「panic(パニック)」という言葉。
【意味】
強い恐怖・不安・驚きなどにより陥る混乱状態のこと。
一体なぜ、このパニックという言葉がパーン神を語源としているかと言うと、
古代ギリシアの人々は、家畜たちが急に騒ぎ出したり、集団で逃げ出したりするような時には、
牧神であるパーンが関係していると考え、このことを、「パーンに関係するもの」という言葉で呼んでいたのだとか。
その言葉こそが、後に英語となる、「panic(パニック)」です。
また、以前お伝えしたパーン神の神話の中にも、まさに、「パニック状態」と言える有名なシーンがありました。
それが、以下の内容でした。
ある時、神々がナイル川のほとりで楽しく宴会を開いていた時、
怪物・テュフォンが現れました。
テュフォンは、ギリシャ神話における最強の怪物であり、
その巨体は空の星々にまで達し、両腕は世界の果てまで伸び、
肩からは百の蛇の頭が生え、火を吹き、
ひとたび声を発すれば、大地は揺れ、山をも動かすほど。
神々は慌てふためいて逃げまどい、
パーン神も大急ぎでナイル川に飛び込みましたが、
この時、焦ったばかりに、
「下半身のみ、魚に変身する」といういで立ちだったのでした―
(山羊座のシンボルマーク、そのものですね)
この出来事がきっかけとなり、パーン神は星座に上げられたのでしたが、
上記の「慌てふためく」状態こそが、まさしく、パニックですよね。
そして、もう1つの言葉が、「パンデミック」。
【意味】
感染症などある病気が世界中で大流行すること。
パンデミックは、ギリシャ語の、「pandemos」から来ており、
この「pan」こそが、冒頭でお伝えした、パーン神の名の語源と同じ、
ギリシャ語で、「全て」「あらゆる」「あまねく」などの意。
続く「demos」が、「民衆」「人々」「国」を意味する言葉なのだそう。
そして、さらにさらに、
この「demos」の語源に迫ってみますと、
「分ける」「分割する」「分け合う」などを意味する「deh」を語源とし、
なんと、この「deh」から派生した言葉としては、他にも、
●「time(時間)」
●「tide(潮の満ち引き)」
●「tidy(きちんとした)」
●「democracy(民主主義)」
などがあり、
そのどれもが、実に山羊座的であるとは思いませんか
まさしく、世界中の全ての人々にとって、
今期・山羊座TGC期は、時代が大きく移り変わる境目。
そんな今だからこそ、「demos(民衆)」の語源にある通り、
一人ひとりが、目の前の課題を他の人々と共に分かち合い、
民主主義のルールにのっとりながら、
きちんと、この移り変わりの時を乗り越えてゆくこと。
どんなパニックも、伝染病も、必ずや、落ち着く時が来ます。
約250年続いた地の時代を総括するべく打ち寄せてきた、コロナウィルスという荒波を、
わたし達が無事に乗り越え、どんな状況や変化からも活路を見出し、
全ての人々に、希望の光があまねく行き渡りますようにと切に願います。
それでは、「Keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、
Keikoさん直伝によるアドバイスをお届け致します
8月30日 9:37 月は山羊座(H13)から水瓶座へ移動
ダイアリーには、
「窮地に陥っても、絶妙なタイミングでサポートが」とありますが、
これはズバリ、「宇宙」と最強に繋がっている水瓶座を表す内容です。
Q、Keikoさんは、窮地に陥った際、まず初めに何をしますか
教えてください
『天空図をチェックします(笑)
その結果、しばらく動かずにいることもあれば、早急に策を講じることも...。
今、みんなの、「ズル~い」って声が、聞こえてきたような』
なーるほどっ。
是非ぜひ、どんどんと天空図情報をわたし達にもシェアくださいませ
ピンチはチャンス。
Keikoさんのグッドタイミングな情報発信によって、いち早く現状打破を叶えられる人が、きっと大勢居らっしゃいます
この時期には、「時」を司る土星センセイを想いながら、
来たる風の時代への希望を見据えてまいりましょう。