Keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
7月1日~6日は、二十四節気・「夏至(げし)」の末候に当たる、
「半夏生(はんげしょうず)」ですね
半夏(はんげ)とは、「烏柄杓(カラスビシャク)」の漢名。
すなわち、中国での名称。
カラスビシャクはサトイモ科に属する植物で、
古い時代に中国より持ち込まれた、いわゆる外来種であると考えられ、
国内では北海道から沖縄まで広く分布が見られます(М12)
川原や山野など、どこにでも自生し、
その旺盛な繁殖力と根絶困難な地下茎のために、田畑では雑草として扱われ、
また、カラスビシャクという和名は、大きさがちょうどカラスが使う柄杓(ひしゃく)ぐらいだからとも、
その独特な花の形状が「全く役に立たない」ということから名付けられたともいわれており、
似ている他の花としては、テンナンショウやウラシマソウが挙げられます
そして、このカラスビシャクと非常に混同されやすいもう一つの花をご紹介致します。
その名も、「半夏生(ハンゲショウ)」
ハンゲショウはドクダミ科に属し、匂いは、ドクダミそのもの。
北海道以外の地域の水辺や湿地に自生する、やや大型の野草で、
花が咲く頃、花穂(かすい)のすぐ下の葉が数枚ほど、白く変色することが大きな特徴です
花期が終われば、葉はまた緑色に戻るのだそうで、
これは葉を白くすることによって、虫を多く呼び寄せるためなのだとか。
さて、上記カラスビシャクとハンゲショウ、見た目や性質はかなり異なるものの、
花を咲かせる時期が大体同じということに加えて、
両者を混同されやすくしているのが、我が国の雑節のひとつである、「半夏生(はんげしょう)」。
・・・だんだんと、書いているこちらまで混乱してまいりますが、
雑節・半夏生は、「カラスビシャクが咲く頃」という、冒頭でお伝えした七十二候から名前を取っており、
古来、農家さん達の田植え仕事のひと段落を告げる、農事上の節目なのだそう
ですので、この時期にはそれぞれ、
●漢名を半夏(はんげ)と言うカラスビシャクの花が咲く
●葉を白く染めるハンゲショウの花が咲く
●雑節・半夏生(ハンゲショウ)が定められている
→毎年7月2日頃。2020年は7/1
(しかも雑節名の由来はカラスビシャク)
ということから、
何やら色々と、とてもややこしくなっております
ちなみに、ハンゲショウの名前の由来は「半化粧」に通じ、
白くなる葉がまるで化粧をしているように見えることから。
そして、カラスビシャク・ハンゲショウそれぞれの花言葉が、
カラスビシャク→「心落ち着けて」。
ハンゲショウ→「内に秘めた情熱」。
まさに心を落ち着かせて理解に努め、
日本の暦の内側に秘められた熱き教訓を解き明かしたいですね
それでは本日も、「Keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、
Keikoさん直伝による月星座アドバイスをお伝えして参ります
7月4日 13:48 月は射手座から山羊座へ移動
ダイアリーには、
「最短で完璧に仕上げることを目標に」とありますが、
これは、いつでもコツコツ・実直。
山羊座の信頼感にあやかりたいアドバイス内容です。
Q、Keikoさんの、急ぐ仕事がある時の秘策やモチベーションの高め方を教えてください
『パソコンに向かって仕事や勉強をしている人が多く居る場所に行って仕事をすること。
例えば電源環境の整ったカフェなど
周りの人達が一生懸命にお仕事をされているところを見ていると、こちらも自然と気合い入ります。
今なら風の時代に先駆けて、コワーキング・スペースなども良いかと。』
なるほどっ。
確かに、「一人ではない」と感じられる環境、大事ですよね
こんなにガンバッテいるのは、わたし一人ではない、一人ではない…。
ハイ、雑談&ドリンク追加でお願いしまーす
この時期には、山羊座的・野心を燃やしながら、
家事やお仕事をスピーディーかつ良質なものとしてまいりましょう