keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
6月21日~25日は、二十四節気・「夏至(げし)」の初候に当たる、
「乃東枯(なつかれくさかるる)」ですね
「乃東(だいとう)」とは、靫草(ウツボグサ)の古名
山野や道端の草むらなどで、小さな紫色の花を沢山付けた、筒状の花を見たことはありませんか
それが、ウツボグサです。
Мなどは、小学校時代の登下校時によくこの花の蜜を吸ったものでございますが、
地域によっては、「すいすい花」などの愛称でも親しまれています
なんとウツボグサは、夏の花々がこれから咲き始めるという今の時季にひっそりと枯れゆくことから、
別名・「夏枯草(かごそう/かこそう)」とも呼ばれ、
また、本候は、
冬至の初侯である「乃東生(なつかれくさしょうず)」と対になっています
(毎年12月22日頃)
=ウツボグサは真冬に芽を出し始めるのですね
ウツボグサは夏のはじめに花を付け、
花が枯れると、青々とした葉を除いた花穂(かすい)…小さな花が沢山ついていた筒状の部分のみが褐色に変わり、まさに?立ち枯れた”状態となります。
そんなウツボグサですが、中国やヨーロッパでは古くから漢方薬やハーブティーとして使用されるのだそうで、
成分中に含まれる塩化カリウムやタンニンなどの働きにより、
主に利尿作用によるむくみの改善のほか、
扁桃炎(へんとうえん)や結膜炎(けつまくえん)・膀胱炎(ぼうこうえん)など幅広い炎症を抑える効果があるのだとか
上記、漢方薬やハーブティーへは、
花が散り、花穂(かすい)部分がほぼ枯れかかったものを乾燥させて使用しますが、
実は生の葉の部分も立派な食用として、天ぷらやおひたしなどにして食べられるのだそうです―
しかしながら、身体を冷やし、血圧を下げる作用もあることから、
特に妊婦の方への使用は厳禁
また、タンニンが胃を刺激する恐れがあることから、
胃を痛めている時の使用も控えるべきとのことです
そんなウツボグサの花言葉は、
「優しく癒す」「感謝」「協調性」。
また、英名は、「self-heal(セルフ・ヒール)」。
「自己治療」という名を持つ可憐なすいすいバナが、
夏の陽の中でそっと、その薬効を強めながら枯れゆき、
命の循環を守っています(М12)
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、
keikoさん直伝による月星座アドバイスをお伝えして参ります
6月23日 21:33 月は蟹座から獅子座へ移動
ダイアリーには、
「夏に向けて、そろそろ部屋の模様替えを」とありますが、
これは、どちらかと言えば、
「自宅」を支配する蟹座に根差したアドバイスです
Q、ちょうどこの日、海王星が逆行に転じます。
この度の海王星逆行のポイントを、
keikoさん、簡潔に教えてください
『海王星は、水星など頻回に逆行する身近な惑星と比べると、そこまでわかりやすい影響は生活には出にくいとは思うのですが…。
やはり、ここ数か月の社会情勢を振り返ってみても、
この逆行を機に、一気にコロナウィルスが終息することを願いたいですね
海王星も実は、“ウィルス”と関係が深いので』
なるほどっ。
月星座・魚座さんの支配星であり、
keikoさんいわく、
「ラッキー・スター」である木星と非常に似通った性質を持つという、
寛大・寛容な愛の星、海王星。
この度の逆行は、11/29までとなります
この時期には、夏支度を始めながら、
コロナ自粛により出遅れた夢や目標の実現に向け、動き出しましょう