keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
6月10日~15日は、二十四節気・「芒種(ぼうしゅ)」の次候に当たる、
「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」ですね
「腐草(ふそう)」とは、文字通り“腐った草”のことで、ホタルの異称。
この別名は、古代中国に伝わる儒教の教えを説いた書物に、
「腐った草がホタルと化す」と記されていたことに由来します
=夏場になり、蒸れて朽ち果てた草の中からホタルは生まれてくると考えられていたことから。
さて、日本でホタルと言えば、一般的には「ゲンジボタル」を指し、
ゲンジボタルの成虫は全国的に5月~6月頃に見られることから、
ホタルは夏の風物詩とされています
ゲンジボタルのその一生とは、
わたし達がよく知るあの成虫の時に、
お馴染みである、雌雄が互いに発光し合うことで繁殖活動を開始し、
6月の中旬頃、川の水面に程近いコケの生えた岩や、草に産卵します
(約500個~1000個)
およそ1ヵ月で卵がかえると、幼虫はすぐに川の中へと移動し、
5回~6回程度の脱皮を繰り返しながら、翌年の4月頃までの間を水中で過ごします
その姿は成虫とは似ても似つかない、まるで赤黒いイモムシのよう。
流れがあまり速くない浅瀬を好むのだそうです
ゲンジホタルは幼虫~成虫にかけて基本的には夜行性であるため、
昼間は水中の石の窪みに隠れており、夜になるとエサを求めて活動を始めます
エサとなるのは、カワニナという、
タニシを少し細長くしたような見た目の淡水性の巻貝。
ゲンジボタルの幼虫はなんと、このカワニナの貝殻の中へとみずからの頭部を突っ込み、
特殊な消化液を出しては、カワニナの肉片を溶かしながら捕食し、
約1日~2日の時間をかけてじっくりといただくのだそう―
やがて4月になり、雨が降るような気温・湿度ともに高い夜になると、いっせいに上陸し、
今度はさなぎになるため、土の中へと潜ります
そして5月下旬頃より土の中から這い出してきては、
またわたし達へと、あのやわらかで幻想的な光を届けてくれるのです
成虫となったゲンジボタルですが、口部が退化しているために、
これ以後はわずかに水分を摂取するのみ。
そのため、幼虫時代に蓄えたエネルギーのみで繁殖活動を行わねばならず、
およそ1週間~2週間という成虫期間を過ごすと、その生涯の幕を閉じます
『物おもへば 沢のほたるも 我が身より あくがれ出(い)づる 魂(たま)かとぞ見る』
和泉式部(いずみしきぶ)
~こうしてあなたを想っていると、ふと目に入ったホタルの光までもが、
わたしの身体からさ迷い出てきた魂なのではないかと思えてくる~
ホタルの飛び交う風景とは、日本の原風景であると共に、
何より、その一生のすべてが“水”と深く関係せざるを得ないホタルにとっては、
我々人間サマの環境に対する関わり方がとても重要となってきます
ホタルちゃんへと、
『こっちの水はもちろん、どっちの水も甘いから安心してお飲み』と、
いついつまでも言ってあげられる人類でありたいものです
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、
keikoさん直伝による月星座アドバイスをお伝えして参ります
6月9日 9:54 月は山羊座から水瓶座へ移動
ダイアリーには、
「ネガティブ発言の多い人とは距離を置いて正解」とありますが、
これは星座を問わず、
12サインすべてにおいて、心に留めておきたいアドバイスです。
Q、水瓶座と言えば、来期・水瓶座GC期の主役
ということで、改めまして、月星座・水瓶座さんの魅力や特徴を、
keikoさん、教えてください
『わたしの知る月星座・水瓶座さんって、ロジカルで感情の安定してる人が多い
そして、偏った物の見方をしないので、どんな時もすごく頼りになります。
実はジツは、私の母も、月星座・水瓶座なんですの
やはり例にもれず、年代問わず友人が多く、
私が言うのもナンですが、とても人気者なんですよ』
なんと―
ウワサのお母様は、月星座・水瓶座さんだったのですかっ。
これはこれは、水瓶座GC期ががぜん、楽しみになってまいりましたね
今までもこれからも、
そして、いつまでもお元気に、
keikoさんのよき理解者であり、いちばんのファンであり続けてくださればと願います
この時期には、幅広い視野を持ちながら、
何事も明るく前向きに捉えてまいりましょう