keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
6月5日~9日は、二十四節気・「芒種(ぼうしゅ)」の初候に当たる、
「蟷螂生(かまきりしょうず)」ですね
文字通り、カマキリが卵よりかえる頃のこと
前年の秋頃に産み付けられたカマキリの卵から、およそ数百匹もの幼虫が次々と生まれてきます
カマキリの卵は、卵鞘(らんしょう)と呼ばれる泡状の粘液に守られ、
無事に越冬を果たした卵は春先~初夏にかけて孵化します
その生まれ方も、それぞれが好き好きに飛び出してくるのではなく、
決まった出入り口から、1匹1匹が順番に、糸に垂れ下がり、頭を下にした状態で出てきます―
この時のカマキリは「前幼虫(まえようちゅう)」と呼ばれ、透明な薄い皮を被っており、
脚や触角も解き放たれていない、まるでイモムシのような形態です。
多くは宙吊りのさ中に初の脱皮をし、
触角や、最大の特徴である鎌(カマ)が表れると、だいぶカマキリらしくなりますが、
大きさはわずか数ミリであり、翅(はね)はまだありません
その後、約6回の脱皮を繰り返し、7~8月頃、成虫となります
肉食で知られるカマキリは、その成長過程において体のサイズに合わせて捕食するエサを変えるのだそうで、
大きなエサではセミや蝶、バッタ、スズメバチの他、
カエルやトカゲ、ミミズといった小動物を捕食することもあるのだとかっ。
そんなカマキリは、生きて動いているものしかエサとして認識できないことに加え、
上記の通り肉食なことから、
農業の世界では益虫として歓迎され、害虫駆除役を期待されているという一面も併せ持っています
しかしながら、ひとつの卵鞘より生まれ出る数百匹もの幼虫も、
成虫まで生き残れる者は、わずか数匹のみ
また、成虫の寿命も数か月程度…。
そして、カマキリは生まれた直後から共食いをすることはごく当たり前なのだそうで、
その好戦的な習性は、子孫を残すための雌雄の交尾の際にも表れ、
なんとカマキリのメスは、交尾の最中であっても、オスを食べてしまうことがあるのだとか―
よって、メスが発するフェロモンを嗅ぎ分け、メスを見つけ出す役割を担っているオスは、まさしく命がけでメスに接近し、
メスの背中に飛び乗り、事を終えると、
餌食にならぬよう、素早くメスから遠ざかる必要があります
ですが、万が一、事の途中で捉えられてしまっても、
オスのカマキリには、例え頭を失っても交尾を続行できる仕組みが体に備わっているのだそうで、
生殖器を司っている、お腹の先にある神経のみで役目を遂行し、
あとは静かにメス、および子孫のための栄養分と化します
自然界、そして、そこに生きるすべての動植物が繰り広げる、こうした命の物語は、
食物連鎖のトップに君臨する人間サマへと、実に様々なインスピレーションや気付きを与えてくださいます
ちなみに、カマキリの仲間の多くは、実はハネがあれども、飛行は苦手とする種がほとんどなのだそうで、
その代名詞とも言えるカマと共に、
ハネはもっぱら、“威嚇(いかく)”のために使用するのみ
今日もどこかの草むらで、カマキリが大きくハネを広げ、カマを振りかざし、エサとなる敵を威嚇している―。
その、手厳しくも、どこかユーモラスでもある風景を想像する時、
わたくし達も宇宙の神秘へと一歩、近付くことができます
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、
keikoさん直伝による月星座アドバイスをお届して参ります
6月7日 4:44 月は射手座から山羊座へ移動
ダイアリーには、
「今夜のクレイパックは効果大☆」とありますが、
これは、「地」のエレメントに属する山羊座のラッキー・アイテムを言い表したものです。
Q、山羊座TGC期、クレイパック以外にもオススメな美容法を、
keikoさん、教えてください
『せっかくなので、日本古来のものを使用しましょう
例えば、うぐいすのフンや、こんにゃくスポンジなんて、いかが
または、昔からある健康法やおばあちゃんの知恵袋的な美容法なども、
実際に身内やお年寄りから学ぶなど、おおいに試してみて』
なるほどっ。
最近では、国産原料を使用した基礎化粧品が見直されているなど、
確かに「流行」の源流である木星が山羊座にあることを実感させられる、今日この頃でございますよね
また、このМ、お給料日前にリンスが切れると、
決まってお酢やレモン果汁を水と混ぜ、簡易リンスを作製しておるという次第ですが、
皆様にとって、なにかしらの参考になれば、幸いでございます
この時期には、山羊座力を強化しながら、
美は1日にしてならず。
日々、コツコツと心身を磨いてまいりましょう