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こんにちは

keiko的Lunalogy運営スタッフのMです

 

 

5月26日~30日は、二十四節気・「小満(しょうまん)」の次候に当たる、

「紅花栄(べにばなさかう)」ですね

 

 

文字通り、ベニバナが盛んに咲く頃のこと

 

ベニバナはキク科ベニバナ属の花で、同じキク科に属するアザミによく似た黄色い花を咲かせます

 

 

衣類や口紅などを染める染料としてや、お茶や油など食用として、

また、漢方薬としても使用されるベニバナ。

 

原産はエチオピアともエジプトとも言われ、

日本へは飛鳥時代に伝わったとされています

 

 

シルクロードより中国、そして朝鮮半島を経由して伝わったことから、

古くの和名を「呉藍(くれあい)」=「呉の藍」と言い、

 

「中国からきた染料」という意味でこう呼ばれていたのだそう

 

 

また、別名を「末摘花(すえつむはな)」とも言い、

 

これは、ベニバナには花びらを包む総苞片(そうほうへん)と呼ばれる部分に鋭いトゲがあるために、

 

収穫時には花の先端部分を摘み取ることから、こう呼ばれたのだとか。

 

よって、ベニバナの収穫は、朝露に湿ったトゲがまだ柔らかい早朝の内に行われることが多かったのだそう

 

 

ベニバナはかつて、千葉県は長南町(ちょうなんまち)や、埼玉県の桶川市(おけがわし)・上尾市(あげおし)周辺、山形県の最上地方などで盛んに栽培され、

 

国産の天然染料として、徳島の藍と並ぶ「江戸の二大染料」と称えられていました

 

 

しかしながら、明治時代以降、中国産の安価な輸入モノに押され、

 

また、諸外国からアニリンなどの化学染料が大量に流入したこと、

 

さらには、日本政府が絹糸生産(養蚕業)に力を入れ出し、ベニバナ畑よりも桑畑への需要が高まったことを受け、急速に衰退

 

 

より具体的には、

栽培が最も盛んだった江戸時代には300トンもの国内の生産量を誇り、

そのうちの半分が一大生産地であった山形で作られていたものが、

 

現在、山形県におけるベニバナの作付面積は江戸時代の1000分の1以下となり、

生産量は200キログラム程度となっています

 

 

そして、山形と言えば、

我らがkeikoさんとゆかりの深い土地でありますよね

 

ということで、下記に山形県で1916年に発表された、

「紅花摘み唄」という新民謡を記載いたします。

 

 

~紅花摘み唄~

 

千歳山からナァー 紅花(こうか)の種蒔いたヨー(トシャンシャン) 

それで山形 花だらけ(サァーサ、摘まシャレ 摘まシャレ)   

                                                             咲いた花よりナァー 見る花よりもヨー 摘んで楽しい 花の唄

 

花を摘むのもナァー そもじとならばヨー 棘(いらか)刺すのも 何のその

 

花の六月ナァー 二度あるならばヨー 枯れた枝にも 花が咲く

 

花の六月ナァー それ来た咲いたヨー 摘んだ花から 恋が出る

(唄がわく)

 

おらも行きたやナァー 青馬に乗ってヨー 紅の供して 都まで

 

夜明け前だにナァー 紅花摘みのヨー 唄に浮かれて 飛ぶ雲雀(ひばり)

 

晴れて見事やナァー 紅花(こうか)の畑ヨー 闇も明るい 花盛り

 

暗い畑辺にナァー 仲良い同士がヨー 花を摘み候(そろ) 花の籠

 

世にも賑わしナァー 紅花摘みヨー ここもかしこも 唄の声

 

明けぬ内からナァー 畑辺に行きてヨー 見れば美し 花明かり

 

紅花染めならナァー 色よく染まれヨー 色がよければ 気が勇む

 

紅花染めならナァー 今晩限りヨー 明日の晩から 薄くなる

 

(以上)

 

 

歌詞中の千歳山(ちとせやま)とは、山形市東部にある山で、

市街地にほど近く、山形県庁もすぐそこなのだとか。

 

また、そもじとは、「あなた」の意。

 

どこまでも明るく朗らかな歌詞ながら、だんだんと泣けてくるのはどうしたわけでしょうか

 

 

かつて一番栄えていた頃の紅の取引価格を見てみると、

 

お米の一反当たり約2両の値に対し、ベニバナはその倍の約4両にもなり、

 

特に高価であった口紅は一部の裕福な人々しか使用が叶わず、

紅花農家の女性たちにとっては一生涯無縁な代物だったのだそうで、

 

ベニバナの赤は花を収穫する娘たちの手から流れる血の色とまで言われていたのだとか

 

 

そんな紅花の花言葉とは、「化粧」「装い」「特別な人」。

 

高貴な女性や、特別な身分の女性を支える官女のみにさすことを許された紅は、

ベニバナ乙女の労力と羨望の想いを背景に、さぞ鮮やかに輝いていたことでしょう

 

 

それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、

keikoさん直伝による月星座アドバイスをお届けして参ります

 

 

5月27日 15:33 月は蟹座から獅子座へ移動

 

 

ダイアリーには、

 

「一日のルーティーンを見直すタイミング」とありますが、

 

これは、山羊座TGC期には12サインすべての人々にあてはまるアドバイスです。

 

 

Qkeikoさんお決まりのルーティーンを、教えてください

 

 

『お昼に温泉卵をいただくこと

 

わたしは時々、胃腸を休めるために固形物を摂らない日を設けたりするのですが、

タンパク質は欠かさないようにしています。

 

あとは添加物はなるべく避け、水と油の質には徹底してこだわっています』

 

 

なるほどっ。

 

 

このМが個人的に衝撃的であったのが、

 

keikoさんは、スキンケアに使用する商品を徹底してマジカルムーンオイルのみという、「オイル美容法」を永年、実践されていること

 

 

口に入れる×肌に使用するものを徹底的にシンプルにする―。

 

そして、波動の高いものを選ぶ。

 

 

同じ女性として、ルーティーン・リストにいち早く取り入れたいと存じます

 

 

この時期には、より良き習慣を取り入れながら、

 

ベニバナの如き赤や黄色、オレンジ色という獅子座カラーに元気をいただいてまいりましょう