keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
5月5日~9日は、二十四節気・「立夏(りっか)」の初候に当たる、
「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」ですね
文字通り、カエルが鳴き声を上げ始める頃のこと
これから全国的な田植えシーズンを迎えるこの時節、
水が張られた田んぼを目指し、カエルたちが産卵のために集まってきます
カエルは、実は完全な水中生活をするのは卵~オタマジャクシ時代くらいなのだそうで、
それ以外では、カエルは、「皮膚が乾くと生きていけない」というその性質上、
水辺に程近い草場などの陸上に潜んでいるのだとか
ということで、日本の田園地帯における初夏~秋頃までの風物詩である、いわゆる“カエルの大合唱”とは、
=カエルの求愛行動
繁殖期を迎えたカエル達は、
主にオスがメスを誘い出すため、求愛音(mating-call)と呼ばれる鳴き声を上げます
多く夜間に行われるというこの繁殖行動ですが、
場合によっては限られた数のメスに沢山のオスが群がる「蛙合戦(かわずがっせん)」となってしまい、
我先にと自分の子孫を残そうとするオス同士の攻防戦の様子は、実に壮絶なのだとか―
そんなカエルの産卵は、ちょうど水田のある4月~8月頃までと、比較的長い期間、断続的に行われ、
卵は3日ほどでオタマジャクシとなり、約1か月で子ガエルとなります
カエルは稲が育つ間、ウンカをはじめとする稲にとっての害虫を食べることから、
古来、農家さんに歓迎され、
なるほど、日本におけるお米作り×カエルちゃん達の繁殖活動という図式には、
見事な相互作用・win-winの関係が見て取れます
~やせ蛙 負けるな一茶 これにあり~
小林一茶
また、上記のあまりに有名な一句は、
小林一茶が54歳の時、
長野県は岩松院(がんしょういん)という一茶ゆかりのお寺にて、
蛙合戦を見たことをきっかけとして、創作されたそうです
何でも、お寺の裏山より、
毎春、なんと数百匹ものヒキガエルが池まで降りて来ては、壮絶な命の合戦を繰り広げるのだとか
その旺盛な精力をまざまざと見せつけられた一茶には、
当時、生まれたばかりの長男・千太郎の存在がありました。
残念ながら、千太郎は程なくして亡くなってしまいます。
繁殖期のカエルのオスは、エサをほとんど食べずに、
みずからの遺伝子をこの世に遺すために、全てのエネルギーを費やすのだとか(М12)
一茶がこの世に遺した一句は、その時の一茶だけでなく、
確かな命の記憶として、現代を生きる我々の心をも支え、いつまでも永く生き続けています
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、
keikoさん直伝による月星座アドバイスをお届けして参ります
5月6日 16:05 月は天秤座から蠍座へ移動
ダイアリーには、
「週に一度、“違う私”を演出」とありますが、
これは、「美しく生まれ変わる」パワーを秘めた蠍座に根差したアドバイスです。
Q、keikoさんの実のお兄様は、
本業とは別に、週末にはプロの音楽家としても活躍されているとブログで綴られていました
このように、“全く違う自分”を演出することの効果や好影響について、教えてください
『兄でなくても、純粋に、可能性の幅が広がることが凄くイイと思います
コレゾワタシという自分軸も大事ですが、引き出しは多いに越したことはないですよね。
人生、面白い方が絶対にお得だし、何より、楽しみも増しますから』
なるほどっ。
明るく愉快な波動を放てば必ずカエル―。
それが、宇宙法則なのでした
大自然が美しく変化するこの時季には、
わたくし達も意外な魅力や能力を垣間見せてまいりましょう