keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
牡羊座から牡牛座への月移動をお伝えする本記事では、
牡牛座にまつわる神話をお届けいたします
牡牛座は、ギリシャ神話における主神であるゼウスが、
古代都市・テュロスの王女であったエウローペに恋心を抱き、
彼女に近付くために化けた牛の姿であると言われています
ある時、エウローペは、侍女(じじょ)と共に野に出て遊んでおりますと、
天上よりエウローペを確認したゼウスは、恰幅(かっぷく)の良い白い牡牛となって地上に現れ、野原でゆったりと寛いで見せました
花を摘んでいたエウローペは牛に気が付くと、その見事な白い毛並みと優雅なたたずまいに惹かれ、牛にそっと近付きます。
牛の大人しさに心を許し、思わずその背に腰掛けたとたん、
牛は瞬く間に走り出してしまいます
驚く侍女たちの叫び声も遠のき、
牛は野を越え、山を越え、幾つもの海をも越えると、
ようやく足を止めたのが、ギリシャはクレタ島でした
そこでゼウスはようやく正体を明らかにし、
エウローペの美しさを讃え、自身の思いを告白すると、
エウローペにたくさんの贈り物を与えました
やがて、ふたりはこの地で結ばれ、3人の子をもうけました。
なるほど、いつもの如く、ゼウス様のお決まりパターンで物語は進行しましたが、
「豊満な牡牛」「お花」「贈り物(=物質的・豊かさの象徴)」などなど、
まさに牡牛座といったキーワードが多々ありましたね
また、このエウローペの名が、ヨーロッパ大陸の語源という説があるのだそうです
そして、牡牛座と言えば、絵画などの「美術品」も司りますが、
この、エウローペがゼウスふんする牡牛にさらわれるシーンは、実際に多くの歴史的・画家がこぞって絵の題材としたのだそう
壺絵や壁画などの他にも、
婚礼用の家具に施されたり、貴族の婚礼を祝うパレードでの山車(だし…飾り立てた大きな引き屋台)に描かれるなど、
それらの多くは、エウローペが全能の神・ゼウスより求婚を受けたことにちなみ、
祝婚・子孫繁栄・領土拡大・海上進出などを祈り、祝う意味合いが込められていたのだとか
また、我が国・日本において、本格的な肉食文化が開化したのは明治以降と、他国に比べて遅れたものの、
ヨーロッパでは、牛は古くよりもっとも重要な家畜として扱われ、
中世の食用肉の3分の2は牛肉が占め、
バターや牛乳もまた、主要な食料品として欠かせないものでした
た、確かに、「牛肉」と聞くと、
ベジタリアン以外の方々にとっては、まずは、“高級”というイメージが浮かぶのではないでしょうか(特にこのМ)
牛ちゃんとは、まさしく、その存在自体が富と権威の象徴であったと言っても、過言ではありません
占星術の世界では、今後、約5年間、
「改革の星」である天王星がけん引する「収入革命」の舞台である牡牛座
その管轄下にある「豊かな暮らし」とは、
自分自身に生まれつき備わった美的価値観がどこにビビビと反応するのかを知ることから始まるのではないでしょうか
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、
keikoさん直伝による開運アドバイスをお伝えして参ります
4月23日 4:36 月は牡羊座から牡牛座へ移動
ダイアリーには、
「あなたにとって、最高のモチベーションは何?」とありますが、
これは、「行動力」が自慢の牡羊座にも、
「美意識」を担う牡牛座にも相当するアドバイスです。
Q、ズバリ、keikoさんにとってのモチベーションを、教えてください
『ブログや書籍を読んでくださった皆様より、嬉しいご報告をいただけることが、何よりのモチベーションUPに繋がります
“パワーウィッシュが叶いました”“セレモニーをやったらオファーがきました”
などのメッセージを読んでいると、もう毎回、こちらまで感激して、涙が溢れ出てきます。
いただいたコメントやメッセージは、わたくしkeikoが欠かさずチェックをし、一件一件、拝読させていただいています。
皆様、いつも本当にありがとう』
なるほどっ。
最高神・ゼウスにとっての最高のモチベーションとは、「恋をすること」で、間違いなさそうです
この時期には、情熱を向ける矛先(ほこさき)を確認しながら、
イキイキと活動を続けましょう