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こんにちは

keiko的Lunalogy運営スタッフのMです

 

 

4月19日~24日は、二十四節気・穀雨(こくう)の初候に当たる、

 

「葭始生(あしはじめてしょうず)」の時節となりますね

 

 

すなわち、「アシが生え始める」頃のこと(М12)

 

 

アシは、日本の在来植物であり、ひろく全国の水辺に自生する、イネ科の多年草。

 

河川敷や湖の岸などに生い茂るアシの大群生は、きっと、誰もが見かけたことのある光景かと存じます

 

 

ヨシとも呼ばれるアシは、これから夏にかけてよく生長し、高さが5メートル以上になることもあるのだそうで、

 

まるで、細い笹(ささ)のような葉をたたえ、

 

秋になると、ススキによく似た形状の紫色の花穂(かすい…稲穂のように咲く花のこと)を付けた後、種子に生えたフワフワな白い毛をなびかせます

 

 

アシは、よく知られているものでは、日本の夏には欠かせない、「よしず」や「すだれ」の原材料になり、

 

他では、茅葺(かやぶき)屋根にも使用され、

 

葉も、食品のちまきを包む際に使用されたりします

 

 

また、日本の古典音楽である雅楽(ががく)には欠かせない篳篥(ひちりき)という管楽器の“リード”部分もアシが担い、

 

まさに、楽器のリードの語源とは、「reed(リード)」=「アシ」、そのものであります

 

 

そんなアシの有名な産地は、滋賀県は琵琶湖周辺、

および、琵琶湖から流れ出ては、滋賀・京都・大阪にまたがる淀川周辺の地域。

 

そして、山形県を流れる最上川周辺や、

栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる渡良瀬遊水池(わたらせゆうすいち)。

 

また、岡山は倉敷市連島町(つらじまちょう)など

 

 

しかしながら、近年、伝統的な国産のアシ製品は、

海外からの輸入モノに押され、生産量・事業規模ともに縮小傾向にあるのだそう

 

同様に、貴重な“天然モノ”であるはずのよしずやすだれなどにも、手入れがしやすいという観点から、

 

昨今では、プラスチック製のものを求める消費者からの声が多く上がっているということも、我が国のアシ産業に打撃を与えてしまっている要因なのだとか

 

 

かつての日本では、秋の稲刈り後には、必ずアシ刈りも行われ、

そんなアシ刈りの光景とは、季節の風物詩として親しまれていたのだそうですが、

 

近年では、水田の減少や河川の埋め立てにともない、

アシ原自体、その面積を大幅に減らしているのだそう

 

 

日本書紀に記された、

 

「豊葦原千五百秋瑞穂国(とよあしはらのちいおあきのみずほのくに)」

 

という、我が日本国の美称

 

 

上記とは、

「アシ原が豊かに生い茂り、幾千年も永く稲穂の実り続ける国」ということ

 

 

アシが多く生い茂れる、豊かな水源に恵まれていた、我が国・日本。

 

古くより身近な植物であったアシの減少とは、

そのまま、国家の原風景が着実に失われつつあることを意味しています

 

 

それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2020」より、

keikoさん直伝による開運アドバイスをお伝えして参ります

 

 

4月20日 16:00 月は魚座から牡羊座へ移動

 

 

ダイアリーには、

 

「“もうこれまで”と思っても、最後のひと踏ん張りを」とありますが、

 

これは、「短期戦」が得意である牡羊座のせっかちさにも、

「手じまい」「終わり」を管轄する魚座にも応用できるアドバイスです。

 

 

Q、牡羊座デーに注意すべき点を、keikoさん、教えてください

 

 

『良くも悪くも“スピード感”の増す牡羊座デーには、勢い余ってケガなどしないよう、重々ご注意を―

 

 

特に牡羊座は“頭部”を司るので、たとえば、顔周りに切り傷、とか…。

わたしは過去に、コンロで髪の毛を焦がしてしまったことがありますヨ(苦笑)』

 

 

なるほどっ。

 

 

牡羊座デーには、行動面での意思決定はササッとしつつ、

所作など動作・そのものは、是が非でもゆったりといきたいものですね

 

 

この時期には、細部まで確認を怠らず、

 

良質な国産品を応援してまいりましょう