keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
7月7日~11日は、二十四節気・小暑(しょうしょ)の初候に当たる、
「温風至(あつかぜいたる)」の時節となりますね
温風(あつかぜ)とは、梅雨明け頃より吹き渡る南風のこと。
初夏にはそよそよと涼しかった風も、段々と湿気を含んだ熱風へと変わってゆきます
季節ごとに吹く風を季節風と言いますが、日本では、夏の南風と冬の北西風とが代表的です
季節風が起きるメカニズムなのですが、日本の北西側には、雄大なユーラシア大陸があり、南東側には、広く太平洋が広がっています。
一般的に、陸地は温まりやすく冷えやすい・海は温まりにくく冷えにくい、という特性があるのだそうです
夏になり、太陽の強い日差しによってユーラシア大陸が温められると、太平洋の海水よりも温度が高くなります
暖かい空気は冷たい空気よりも軽いため、気流は海から大陸の方へと昇ってゆきます
これが、夏に吹く南風の正体です。
冬にはこの逆に、太平洋の海水の温度の方が高くなるため、ユーラシア大陸側から太平洋に向かって風が吹き、北西風となります
こんな梅雨明け頃の南風のことを、日本では、「白南風(しろはえ)」と呼ぶのだそうで、
これに対し、梅雨の時期に吹く南風を、「黒南風(くろはえ)」と言うのだそう
風の色の違いとは、そのまま、「雲」の色の違いからきているのだそうで、
梅雨時のどんよりとした雨雲は黒、梅雨明け頃の清々しい雲の色は白と、
ここでも、日本人ならではな感性がにじみ出ているという感じが致しますよね
このように、我が国には、季節ごとに名付けられた風の名前が2千以上もあるのだそうです。
日本以上に風の影響を受ける国はきっとあるのでしょうが、
この日本ほど、風の名を区別する国は、そうそうないのではと思います
『白南風の夕浪(ゆうなみ)高うなりにけり』
芥川龍之介
~夕凪の時間帯であるにも関わらず、白南風の影響で今日は夕方なのに波が高く波打っている~
遥か海を渡ってきた温風に本格的な夏の訪れを感じる、はじまりの予感に充ちたこの時節です
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2019」より、
keikoさん直伝によるラッキー・アクションをお伝えして参ります
7月10日 18:28 月は天秤座から蠍座へ移動
ダイアリーには、
「美しい所作は一生の宝物」とありますが、
これは、どちらかと言えば、“注目を浴びること”で輝きを増す天秤座に根差したアドバイスです。
Q、天秤座のエネルギーが重要である今年ですが、
改めまして、天秤座的要素を高められるラッキーアクションを、
keikoさん、どうぞ教えてください
『天秤座にとって何より大事なことは、“社交的である”こと。
そして、考え方においてもあらゆる偏りを無くし、バランスをとることが大事なサインなので、
例えば、人や物事を、“パッと見や雰囲気だけで判断しない”こと
まずは会話してみる・心を開き、開かせられるよう、心掛けて』
なのだそうですっ。
なるほど◎
12星座随一の人気運を誇る天秤座さんとは、
もしかすれば、12星座一の気遣いとやさしさを持てる…=“モテる”サインであるのかもしれません
この時期には、魅せる立ち居振る舞いを目指しながら、
人様の心の動きにも注意を払ってまいりましょう