keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
7月2日~6日は、先月6月22日に迎えました二十四節気・夏至(げし)の末候に当たる、
「半夏生(はんげしょうず)」の時節となりますね
半夏(はんげ)とは、「烏柄杓(カラスビシャク)」という、サトイモ科に属する多年草のこと。
北海道から沖縄まで広く分布が見られ、山地の道端や畑地などに自生し、畑では雑草の類いに分類されます。
近隣国では中国や朝鮮半島において、その姿を確認することができるのだそう
カラスビシャクは有毒物質を持つため生で食することは不可能ながら、
その地下茎を乾燥させたものは漢方の生薬として用いられ、主につわりや、鼻炎や気管支炎などの症状を緩和させる働きがあるのだとか
また、二十四節気や五節句以外の重要な季節の節目である、日本独自の「雑節(ざっせつ)」においては、
7月2日は「半夏生(はんげしょう)」と呼ばれ、昔から農家さんが田植えを終える目安とされています
上記のカラスビシャクの毒にまつわる迷信なのか、この日には、「天から毒気が降る」「半夏生の日に採った野菜は食べるな」などと言われ、
地域によっては井戸に蓋をしたり、農作業を休んだりなど、
天候も不順で多湿であるこの時期を慎んで過ごされるのだとか
他にも、「きつねのロウソク」「ヘビのまくら」などという別名を持つ、とても変わった形をしているこのカラスビシャク、
地下茎を乾燥させたものは、なんと、あの「栗(クリ)」の実の皮を剥いたものにそっくりな外見をしており、丸くこっくりとしているのだそうで、
ここから、「へそくり」という言葉の語源が、このカラスビシャクなのではと、言われているのだとか―
何でも、その昔、農家さんが畑仕事の合間にこのカラスビシャクを摘んでは薬屋に売り、ちょっとしたお小遣い稼ぎとしていたこと
それに加え、乾燥させた地下茎の、まるで栗の実の中身をくぼませたようなその外観から、
「へそくり」。
まさに、へそくりという行為がなかなかできないこのM、
是非ともカラスビシャクの生薬を処方していただき、少しでも蓄えの作ることのできる人間に生まれ変わるべく、
その由来にあやかりたいと思ってしまいます
ともあれ、そんなカラスビシャクの花言葉は、「心落ち着けて」。
農家さんたちのお仕事が落ち着かれるタイミングを告げる、半夏生の頃です
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2019」より、
keikoさん直伝によるラッキー・アクションをお伝えして参ります
7月4日 12:19 月は蟹座から獅子座へ移動
ダイアリーには、
「最近笑ってないなら、コメディー映画をぜひ」とありますが、
これは、「生きる歓び」を意味するサインである獅子座にふさわしいアドバイスです。
Q、他にも、獅子座デーにオススメな映画や音楽など、芸術のジャンルを、
keikoさん、どうぞ教えてください
『“風と共に去りぬ”“アラビアのロレンス”のような、いわゆる不屈の名作を、是非
そして、ベストなのが、生でオペラやミュージカルを観賞すること
獅子座デーには、魂を震わせられるような大きな感動体験を積むことが、いちばんの開運アクションよ』
なのだそうですっ。
なるほど◎
獅子座さんは、実に大胆で肝っ玉。
ダイナミックに人生を謳歌してこそ、その魅力が引き立つのでしたね
まさに、上記の名作映画の主人公であるスカーレットやロレンスの生き様は、
獅子座のエネルギーを大いに活性化してくれそうです
この時期には、日常生活を大らかに楽しみながら、
芸術作品に感銘を受けながらまいりましょう