keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
6月6日~10日は、二十四節気・「芒種(ぼうしゅ)」の初候に当たる、「蟷螂生(かまきりしょうず)」の頃ですね
「蟷螂(とうろう)」とは、カマキリの漢名のこと。
前年の秋頃に産み付けられたカマキリの卵が、そろそろとかえり出す頃
田舎出身のこのMなどはよくよく存じておるのですが、あのカマキリの独特の泡状の卵からは数百匹以上にも及ぶ幼虫が生まれ、
また、幼虫は生まれた時からすでに成虫と同じ姿・形をしています―
この小さな幼虫の段階では他の昆虫や鳥などの動物のえじきとなってしまうカマキリも、
成長するほどに、今度は昆虫界では食物連鎖のトップに立つほどの上位へと登り詰めてゆきます
カマキリは肉食として知られ、昆虫以外にも、時に自分よりもからだの大きなカエルや蛇などにも果敢に立ち向かってゆくのだそうで、
また、なぜだか生きて動いているもの以外は餌として認識できないのだそう
そんなカマキリは農作物には手を出さないことから、昔から農業の世界では益虫として歓迎され、
中国では数百万匹のカマキリを用いた「カマキリ農法」ならぬ、薬剤を用いずに農地から害虫駆除を実現させた事例もあるほどなのだとか
また、狙った獲物を鎌を振りかざした姿勢のまま待ち伏せして仕留めるという、その特異な様子が、まるで「祈っている」ようにも見えることから、
日本では、「拝み虫」。
また、英語でも、「praying mantis(プレイング・マンティス)」と、「祈り」を意味する「praying」が付けられています
このカマキリ特有の鎌を振り上げる姿勢は様々なところで私たち人間の心を掴んできたようで、
中国には「蟷螂拳(とうろうけん)」と呼ばれる、まさにカマキリの動きからインスピレーションを得たとされる、れっきとした武術の宗派があったり、
また、故事成語にも、「蟷螂の斧(とうろうのおの)」という言葉があるなど、
古来カマキリと言う昆虫がいかに人間にとって身近な存在であったのかということをうかがい知ることができます
~蟷螂の斧~
ある時、斉(せい)の国の君主であった荘公(そうこう)が狩りに出掛けた際、一匹のカマキリが鎌を振りかざし、車の前に立ちふさがった。
荘公が、『これは何という虫か』と問うた。
お付きの者が、『これはカマキリという虫で、進む事しか知らず、退くことを知らぬ虫です。』
と答えたところ、
荘公は、『この虫が人間であったならば、きっと天下を獲っていただろう。』
と言ったことに基づく
このように、カマキリがどんなに強い相手へも前足である鎌の部分を振り上げ立ち向かってゆくその様子から、
「蟷螂の斧」とは、「自分の力量をかえりみずに強い者に刃向かってゆく」ことの例え
古代中国より伝わった、季節の移り変わりを示す、この七十二候にもこうして取り上げられている通り、
大自然の理(ことわり)の中で永い間生き抜いてきたカマキリとはとてもたくましくもあり、そして、どこかユーモラスでもあり、
その勇姿は日本・中国ともに初夏~秋頃にかけての風物詩となっています
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2019」より、
keikoさん直伝による開運アクションをお伝えして参ります
6月7日 4:16 月は蟹座から獅子座へ移動
ダイアリーには、
「立ち話のときこそ、姿勢を意識」とありますが、
これは、どんな時にも威風堂々とした主役オーラを放てる獅子座をよく表したアドバイスです。
Q、以前にも、「人前で一芸を披露する」という獅子座的・ラッキーアクションをお聞きしましたが、
この他にも、何か万人に取り入れやすい獅子座力を高められる開運アクションを、
keikoさん、どうぞ教えてください
『誰にでも実行しやすいものとなれば、例えば、“場の中央に席をとる”こと
会議室でも勉強会でも、お店でも電車でも、隅っこではなく、真ん中に陣取る
人の輪の中心で、堂々と。これが、獅子座の基本スタンスよ』
なのだそうですっ。
なるほど◎
さっすが獅子座さんっ。聞いているだけで、何だか気持ちが良いですね
天性の華やかさを備えた月星座・獅子座さんはもちろんのこと、
その他のサインの皆さま方にも大いにご活用いただきたい、獅子座デーにおける開運アクションです
この時期には、美しい姿勢から存在感を醸し出しながら、
自信を持って自分自身を表現して参りましょう