keiko的Lunalogy運営スタッフのMです
二十四節句・「清明(せいめい)」の時節をさらに5日ごとに分けた七十二候では、
4月5日~9日は、「玄鳥至(つばめきたる)」に当たりますね
「玄鳥(げんちょう)」とは燕(ツバメ)の異称で、「玄」という字には「黒い」という意味があり、
「黒い鳥」、すなわち、ツバメということ。
この頃には、冬の間、東南アジアなどの暖かい国々で過ごしていたツバメたちが再び海を渡り、日本へとやって来ます
ツバメは典型的な「渡り鳥」に分類され、
毎年9月~10月頃になると、暖かい地方へと旅立ちます
これは、寒さの厳しい日本の冬には餌となる昆虫類が激減するため、餌を求めて南の暖かい国々へ渡ると考えられており、
やがて春になり、日本でも虫たちが徐々に発生し始めた頃、また舞い戻って来るというわけです
街中でもよく見られる種類のツバメは、この4月~7月にかけて産卵シーズンを迎え、
人家や商店の軒先など、我々人間が暮らす生活環境のすぐ近くに巣を構えます。
これは、蛇やカラスなどの天敵から雛を守るため、敢えてそうするのだそうで、
そんな巣は、泥や枯草を唾液で固めて作られ、また、ツバメは前年に作った古巣の場所を覚えていて、そこをまた再利用する場合も多いのだそう―
その後、生まれた卵はオスとメスのつがいで交互に温め、孵化した雛の世話も、つがいで分担しながら育て上げるのだとか
そんなツバメの何よりの特徴が、その類いまれなる「飛翔能力」
他の野鳥が地面に降り立って餌を探すのに対し、ツバメは飛行しながら餌を仕留められ、
よって、ハチやアブ・トンボ・かげろうなどの飛んでいる虫を巣へと持ち帰り、大きくくちばしを開けてさえずっている雛へと与えます。
同様に水を飲む際も、水面ギリギリを飛翔しながら飲むのだそう
そんなツバメの飛行速度は、普段は時速40キロ台ながら、餌を獲る際や天敵から逃げる時ともなれば、時速200キロメートルにもなるのだそう
そして海を渡る際には、一日の飛行距離が300キロ以上にもなるのだそうで・・・。
同サイズの野鳥とを比べてみても、その身体能力とは群を抜いているのだとか
そんな渡りの際にも、雁(がん)などのように群れをなしては飛ばずに、
敵に狙われにくいよう、それぞれ単独にて海を渡り、
その際にも、太陽の位置を確認しながら目的地の方角を定め、また、記憶している山々などの自然の風景を頼りに、
人間が旅客機に乗らないと到達できないような距離を、はるばると渡ってゆきます
そんなツバメの飛来の時節とは、我が国・日本では農耕シーズンの到来を意味し、
すなわち、ツバメは本格的な春の訪れを教えてくれます
確かに、親鳥がさもせわしげに、雛鳥のために巣へ外へと行き来する姿は、
同じくせわしい時期である人間界の春先における、何ともほのぼのとできる、心温まる風景ですよね
あの小さなカラダで、数千キロ以上も離れた異国の地への旅を繰り返しながら生きるツバメちゃん。
毎年、ツバメちゃんが巣を作るのを温かく受け入れられている店舗や駅、人家の関係者の皆さまへも、
ツバメちゃん共々、神様からの守護がやさしく降り注ぎますようにと願います
それでは本日も、「keiko的Lunalogy月星座ダイアリー2019」より、
keikoさん直伝による開運アクションをお伝えして参ります
4月6日 22:06 月は牡羊座から牡牛座へ移動
ダイアリーには、
「勢いがほしいならビタミンカラーのトップスを」とありますが、
keikoさんの著書では、牡牛座は「ゆったりとしたシルエットの服」や「ロングワンピース」などがラッキーでした。
Q、この他にも、牡牛座デーにふさわしいファッションの特色を、
keikoさん、どうぞ教えてください
『牡牛座は“首元”を支配するサインなので、首元のデザインがポイント
なので、大きく襟ぐりの開いた服や、デコルテを見せるタイプのものなど、首元は是非とも見せて欲しいわね』
なのだそうですっ。
なるほど◎
「スピード感」「トップ」を意味する牡羊座からの流れを引き継ぐ牡牛座は、
牡羊座とは逆の、「ゆったり」「じっくり」を持ち味とするサイン
どちらかといえば、エネルギッシュでボーイッシュな牡羊座さんに対し、
牡牛座さんは、おっとりとした、穏やかで、たおやかな雰囲気が魅力でもありましたね。
この時期には、春カラーに元気をいただきながら、
首元のおしゃれを爽やかに楽しんで参りましょう