こんばんは。
今日はちょっと趣向を変えて
脳と引き寄せについて。コーヒーブレイク
Reticular activating system というものについて。
読み方は、レティキュラー アクティベイティング システム。
（略してRASとも呼びます）
日本語では（脳幹）網様体賦活システムと言います（ちょっと難しいですね
）Reticular という英語は「網様の」という意味の形容詞、
Activating は、Activate (活性化する）という意味の動詞（V）の、
現在分詞形（ing 形）になりますが、
これは脳にあるフィルターシステムなのです。
私は、願望実現（引き寄せ）に
関わってくる重要なシステムだなと、Dr.苫米地の著書を読んで以来
思っています。（その他、脳機能科学系の書籍などでも
脳幹網様体については説明されています）
どんな働きをしているかというと。
①脳に入ってこようとする多くの情報の中から、自分が「重要である」とか
「自分に関係している」というものを受け取るようにしようと働く。
②また、重要でない情報は逆に削ぎ落とし、脳に入れないように働く。
こんな感じなんですね
簡単に言ってしまうと
自分が意識を傾けている物しか入ってこない、ってことで、
普段の生活で、
何かお知らせが流れた時に、
「今、なんて言ってた？」
「あ、ゴメン聞いてなかった。。」
という会話をよくやりますが、
これは、音が小さくて聞き取れなかった、という場合だけでなく、
自分にとって大して重要でない情報の場合は、
脳が意図的に聴こうとしていない、という現象が起こっているから
ということもあるのですね。
確かに聞こえているはずなのに、聞いてない。
こんな現象が起こっているわけです。
逆に流れてきた情報が自分に関係している場合は、
音が少々小さくても、ちゃんと聞こえて、入ってきます。
面白いですね
脳は情報を選り分けします。
でないと、入ってくる情報みんなみんなを、全て取り込んでいたら
パンクしますしね。（特に今、情報過多ですし）
情報そのものは自分に必要なものだけで、そもそもいいのです。
同じ場所にいても、人によって取り込んでいる情報が違い、
見えているものも違うっていうことなんですね。
このシステム、願望実現（引き寄せ）には、活用できる機能で、
自分の重要度を、自分の願望に設定してやれば、その情報は解析機能に
よって、どんどん入ってくる、という現象が起きてくるとも言えますよね。
だから、何に意識を向けているか。
これです。
このブログ内で、日々小さな感謝に気づいていく（練習が必要です）
といいですよ、というお話を書いてきていますが、
それには、まず今までの物の見方、視点をちょっと
外してみる試みが必要なんです。
昨日までと同じ見方をしていたら、やっぱり毎日同じようにしか見えません
しかし、ちょっと違うかも、これっていいかも、という気づきが少しでも
得られるようになると、これまでより
「いいこと、ありがたいこと」に意識（重要度）が向くようになります。
意識するようになるとRASは活性化して、よく働くようになりますから、
いいこと、ありがたいこと、を優先的に拾ってくる「脳」になっていく
というわけなんですね。
ただし、このRAS機能、昨日まで重要だと認識していたことを
今日も重要だと判断するので、その重要度を書き換える練習は
やはり必要となってきます。
それが違う角度で物を見てみる練習だったりする訳ですね
人に備わっている機能というのはとても面白く、
そういったものの特性を知り、
仲よくつき合いながら、自分の人生をより良く創っていく、というのも
私はいいなと思っています。
今日もお読みくださり、ありがとうございました
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