『ありがたいことに、今の自分の思考を知る簡単な方法があるよ。

優くんも知っているよね?』

 

 

「なんだったかな?」

 

 

『ずっと話している「気分、気持ち、感情」だよ。

感情は、今の自分の思考の質を教えてくれる。

それがマイナスなものか、ポジティブなものか教えてくれる。

 

心地良い気持ちを感じていたら、ポジティブな思考をしている。

心地悪い気持ちを感じていたら、ネガティブな思考をしている。

 

自分の感情に気付く癖をつけるんだ。

今、何を感じているだろうって。

 

心地悪さを感じていることに気付いたときは

「思考がネガティブなことを考えていますよ!」

って感情が警報をだしてくれているんだよ。

 

思考を監視しつづけなくても、感情が教えてくれるんだよ。』

 

 

 

「でもネガティブな思考って反射的にしてしまうものだよね?

ほら、さっきアーシャも言っていたでしょ?

五感の影響を受けて瞬時に思考するって。」

 

 

 

『うん。

でも反射的にする思考は、そこまで問題ではないんだよ。

 

人間は本能としてネガティブな思考が備わっているからね。

危険を察知して対処するために、不安も恐れもあるんだよ。

 

自分を守るために備わっているネガティブな思考は本来、ありがたいものでもあるんだよ。

でもね、ネガティブな思考を”しつづける”のは良くないんだ。

 

どんな思考でも波動として宇宙に放たれる。

その思考をしつづけていると宇宙はその波動を受け取り、その波動と同じような出来事を送り返す。

 

それにね、ネガティブな思考をし続けると魂も傷ついてしまうんだ。

 

だからね、ネガティブな思考に気付いたら、切り替えてあげることが大切だよ。

その切り替えた思考を第2の思考って言うんだ。

第2の思考が大切なんだよ。

 

 

「第2の思考?」

 

 

『そうだよ。

反射的にしたネガティブな思考に気付いた後の思考。

自分でポジティブなものに変えていくんだ。』

 

 

「できるかな?」

 

 

『それについても、また伝えるね。

反射的な思考もね、なるべくポジティブなものにしていくこともできるんだよ。』

 

 

「どうやって?」

 

 

『選択することだよ。』

 

 

「何を選択するの?」

 

 

『できる範囲で

見るものを、自分にとって心地良いものにする。

聞くものを、自分にとって心地良いものにする。

嗅ぐものを、自分にとって心地良いものにする。

味わうものを、自分にとって心地良いものにする。

触れるものを、自分にとって心地良いものにする。

それが大切なんだよ。

 

だから悲しいニュースを聞かないようにすることも大切なんだよ。』

 

 

「なるほど。」

 

 

『あと、優くんの部屋はぐちゃぐちゃだし、物が溢れているよね。』

 

 

「ドキ」

 

 

『優くんの部屋は、どのような物で溢れている?

優くんを心地良い気持ちにしてくれる物?

それとも心地悪い気持ちにする物?』

 

 

「考えたこともないよ。」

 

 

無意識に見ているものの影響も思考は受けるんだよ。

 

明日も会社は休みでしょ?

1日かけて部屋の整理をしてみよう。

部屋には心地良いものだけを置くようにするんだ。

服も、本も、小物も、ぜーんぶだよ。』

 

 

「え・・・めんどくさいな。」

 

 

『幸せな人生を創りたいんでしょ?』

 

 

「・・・わかった。やってみる。」

 

 

<幸せ脳のつくり方メモ>

・意識を向けたところに波動は流れ、その対象が大きく広がっていく

・1人1人が幸せになり、愛のエネルギーが世界に広がること。それがこの世界の平和に繋がる

・人生で大切なことは、今この瞬間、心地良い気持ちでいること

 

<読んでくださる皆さまへ>

「」=優が話しています。

『』=アーシャが話しています。

 

 

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