『それは優くんが不公平だって思っているからだよ。

優くんが不公平だって思い込んでいるから不公平な現実が用意されるんだよ。

 

優くんが嫌な気分を感じ続けているから、

優くんにとって嫌な現実が与えられるんだ。

 

世界はね、いつだって平等だ。

だって、人はみんな、自分で自分の人生を創造する力を与えられているから。

 

人は神の一部だって、さっき言ったでしょ?

それはね、人は神と同じ力を与えられているっていうことなんだよ。

創造する力を。

優くんは優くん自身の力で人生を創っていくことができるんだよ。

 

優くんはすごいんだよ。

偉大なんだ。

 

優くんがここにいるのはね、この世界に生まれてくることを宇宙に選ばれたからなんだ。

それだけで誇りに思っていいんだ。』

 

 

ぼくはアーシャの言葉を聞きながら

自分の内側から力が湧いてくるのを感じた。

不思議な感覚だった。

 

 

『悪い気分のときは、

その気分をさらに広げていくような現実が起こるんだよ。

 

過去を思い出し嫌な気分を感じていた優くんはSNSを見て、また嫌な気分を感じた。

そして上司から電話がかかってきて、また嫌な気分になった。

 

嫌な気分は連鎖していく。

全ては内側から、優くんの気持ちから始まったんだよ。』

 

 

「でもアーシャ、嫌な気分を感じないなんて、無理だよ。

だって勝手に嫌な気分が浮かび上がるんだ。」

 

 

『反射的に嫌な気分を感じるのは仕方がないよ。

それは誰にでも起こることだ。

 

大切なのは嫌な気分を感じ続けないことなんだよ。

良い気持ちに変化させるんだよ。

切り替えるんだ。

 

そしたら嫌な気分は取消されるよ。』

 

 

「できるかな。」

 

 

『最初は難しいけどね、練習すればできるようになるよ。

練習をつづけることで、優くんの世界から

不公平な世界は姿を消すよ。

運の悪い自分はいなくなるよ。』

 

 

「良い気分を感じ続けるには、どうしたらいいの?」

 

 

『どうしたらいいと思う?

優くんはどんなときに良い気分を感じる?』

 

 

「うーん・・・。わからないよ。」

 

 

『どういうとき楽しいなって思う?』

 

 

「好きな漫画を読んでいるときは楽しいよ。

・・・ずっと漫画を読んでいればいいの?」

 

 

ぼくは少し冗談っぽく言った。

 

 

『もちろん、気分転換に漫画を読むこともいいよね。

でも、一生、漫画を読み続けるわけにはいかない。』

 

 

「じゃあ、どうしたらいいの?」

 

 

『優くん、ひとまずぼく、散歩に行きたいんだけど。』

 

 

「・・・・。」

 

 

 

<幸せ脳のつくり方メモ>

・人はみんな、自分で自分の人生を創造する力を与えられている

・大切なのは嫌な気分を感じつづけずに、良い気分に変化させること。

 

<読んでくださる皆さまへ>

「」=優が話しています。

『』=アーシャが話しています。

 

 

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明日はエピソード5 「感情は人参と良い気分になれる思考」です。