復刻版かおり | 引田香織オフィシャルブログ「おかえり 」Powered by Ameba

復刻版かおり

おかえりなさい!

そして、ただいまー。

気がついたら、まるまる2ヶ月。
Blog、書けませんでした。
ごめんね。そして、今、この文章を読んでくれる人へ
懲りずにいっしょにいてくれて、ほんとにありがとう。

Twitterの思いつきピースみたいに、ぽんぽん気軽な感覚で
やっぱりここには、適当に何でもは書き殴れなくて
気持ちが腰をおろしてないと、なんか画面すら開けられなくて
わたし、このBlogを、特別で大切な場所だと思ってること
改めて気づかされましたー。

ここんとこずっと、どうしても
ひざが震えてうまく歩けなかったし、痛くて、疲れたし
かと言って、いったん止まったら もう歩けないんじゃないかと思って
プルプルしてたけど、ずっと休むときも 立ちっぱなしで、
でもやっと、限界に来て、ばたっと倒れてみて、地べたに寝転べた。

この2ヶ月、いろんなことがあって
けっこうなどん底まで、気持ちが病んでました。

それについては、もう少ししたら書こうかなと思ってるけど
いまは、2ヶ月で見つけた、知らなかった自分のことや
たどり着いた新しい場所のこと、その景色や感じた色のこと

ちょっとずつ、振り返ったり、振り返らなかったり
見つめたり、見つめなかったりしながら、少しずつのリズムで
28歳の夏を、体に濾過していけたらいいなと思っています。

寝転んでみた、自分が勝手にタブーとしていた地べたは
意外なことに、ほんとうに心地よかった。

働きアリはたくさんいたけど、誰もわたしを噛まなかったし
自転車もバイクも大型トラックも、決してわたしをひき殺さなかった。
みんな当たり前のように、ちゃんと上手によけてくれて
そよ風は、歩いてるときと同じに吹いてくれて

青空も、白い雲も、名前は知らない星も
いつもそこに忘れずに、ただぽっかりと、在って
太陽も 雨も、月明かりも、どの瞬間も 変わらずに注いでくれてた。

わたしがちゃんと頑張ってないと
応援してくれないと思っていたキラキラ光る者たちは
みんな、だめになったわたしにも、どこまでも優しかった。

「信じてるから励まさないよ」って 何も言わず笑われるだけだったのは
裏切りじゃなくて、いじわるでも、悲劇でもなくて
わたしが自分の指で、自分の愛にさわるため
根気強く、待ち続けてくれたんだなーってわかったときに
涙が、やっと出た。それはそれは、温かい涙が。

今日は、大事な1歩なので
写真ありません。LIVEのお知らせも、しなきゃいけないんだけど
とりあえず、更新。

これから、わたし、がんばらないね。
いつも、本当にありがとう。



世界一しあわせな長電話
かおりより