桜前線

おかえりー

今日の東京は風すごい強かったねー。

かおりはちょっぴり
センチメンタルの荒れ狂った波に押されて

ああまた来たかとわかっているのに
おぼれそうで壊れそうで
理性がきかない時間を繰り返した

いっぱい泣いていっぱいわめいた

進まなきゃ。
やりたいことがたくさんある
時間、無駄にできない

そうして自分を大事にする時間をへらすのは
実はどんどん、生きた時間を殺してしまうこと

知らないうちに
ストレス爆弾に向かって一直線なの

自分を大事にする時間って
ちゃんと持ててそうで、ふと振り返ってみると
あんまり持ってないことに気づく。

お野菜や果物や、きちんとした食事をとる
お洗濯や、お皿洗いや、おそうじをする
お散歩する、おひさまを浴びる
すれ違う人と小さなほほえみを交わす
熱いお湯にゆっくり浸かる
夜が来たらおふとんに入って眠る

おろそかにしちゃいけない。
自分を守って、ごほうびをあげる時間

もちろん人それぞれ、生きるペースがあっていい。
だけど、人生って誰にとっても
高速で駆け抜けるためのものじゃないよね

「しあわせになるため」にあるから

だから勇気を出して、どんな時も
自分を１番大事にしたらいいのです。

と、昼下がりのお気に入りのカフェで
いつもどおりに戻れたよ



キャラメルミルク

あのね、満開になったばかりの桜はね
すっごい強風に吹かれても
ちょっとやそっとじゃ散らないんだってー。

まだ虫たちが、花粉を運んでくれてなくて
「花」としての役目を果たしてないから
受粉されるのを見届けるまでは、何としても散らぬぞと
必死に枝にとどまるらしい。

自然には、教えてもらうことばかりですね。
きれい。生きる姿勢。



夜、何年かぶりにピザーラの宅配をお願いして緊張した
かおりより