おもちドクター

おかえりー

お熱が沸騰まぎわだったり下火になったり
微熱もなかなかに粘りをきかせていたので

きのう、勇気をふりしぼって
休日診療の病院へ

白衣にくるまった先生は
「お正月おもち何個食べましたか？」
と衝動的に聞きたくなるくらい、大きくて

ほとんど動かずそこに座っているというのに
飛び出す絵本ばりの勢いを感じて、びっくりした。

「あららー扁桃腺が真っ赤なりんごちゃんだネー
引かないお熱も、そのせいでショ。
抗生物質出しとくんで、とりあえずがんばってくだっサイ」

どう考えても、このまま
軽やかな扱いで診療が終わりそうだったので

「あの、わたし８日に大事な歌の本番があって…
それまでに、良くなりますか？」

切実に、祈るように質問をしたら

「さぁ！たぶんっ
ちゃーんといい子にしとけばネー」

と、猛烈な笑顔で切り返されました。

おまえはサンタさんかもう季節おわったぞ！
そして、あたしは、もう子供じゃなーい

2010年初めて、憤慨しました笑

まー怒るっていうのはパワーのいることだから
かおりもそれだけ、元気に向かっているということで

いや、でもなんか違うんよなー。怒るって。
体がね「それはいやです」って言うの。「怒らないで」って。

正直、ライブまでに声が戻るのか、気持ちが焦ってて

１人でも多くのお客さんに来てもらえるように
声かけとかリハとか、準備が思うようにできてなくて
ちょっぴりお医者さんに八つ当たり精神やったんかもと思う。

ごめんね、おもちドクター。
お正月まで診療して、考えてみれば１番大変だよね。
もっとゆっくり、ごろごろしておもち食べときたかったよね。

反省

歌いたくて死にそうですが
もうすこしだけ、おとなしくしときます



すっぴん寝ころがりしつれい


考えてみればひねもすマスクとちゅーをしている
かおりより