おっぱい
おかえりー
さむかったねぇ、今日。
お外におると、指がじんじんしたー。
今日は、凝り固まったこころとからだをほぐしに
おとぎのもりに行きました
東京事変、ボリュームマックスで鳴らして
車もアクセルぶいぶい鳴らして走った。
ドライブ最高ーっ
(ちょっと運転が危険やったことはひみつ笑)
あ、ローカルなお話になりますが
おとぎのもりっちいうのは、温泉です…
天然アルカリ性のお湯で
お風呂の種類も、いっぱいあるとー!
泡ぶくとか、白いシルクのとか、塩サウナとか。
劇的な肩こりを持つかおりにとっては
それはそれは夢の国のような場所なんです
笑
そんでね、おふろつかるときにね、なぜか
ずっと同じお風呂で出くわすばーちゃんがおったんよ。
移動して、ふと気づいたら、すぐそばにいる。
あ、また来た。
お湯を肩にかける、ちゃぽんという音や
ふぅー。という深い息が聞こえてきて
振り返ると、彼女はうっとりして いつの間にか、隣にいるのだ。
トドみたいに大きい、歴史あるばーちゃん。
1人で来てるのに、誰かと話したいんかなぁ。
ほしたら、ついに露天風呂で
「あんたーどこから来たの」と声をかけられて
以降、尋問がスタート
笑
「あんたはいくつね?」
「23です」
「どおーりで!ぷるんぷるんしちょるたい!」
「いやーそんなことないですよー」
「あんた体はこんまいのに、えーらい胸が大きいね」
「いやいやいや
」
「色気づいとるんやろう?あー?えーねぇ若い頃はねぇ
」
「色気づいてないですーっ!!」
「ははは、今はいいやろうけど、すぐこげんなるけぇねー
」
そう笑いながら、ばーちゃんは得意な表情で
自らのおっぱいを両手で持ち上げた
ばーちゃんが重たそうに、勢いよくそれを落とすと
ばしゃん!と大きくお湯がゆれた。
あたしの顔にも、ばーちゃんの顔にも、お湯がはねてきて
瞬時に目と口をぎゅ!っとつぶった。
あたしは、ばーちゃんのおっぱいの脅威に
ちょっとだけびっくりしたけども
何事もなかったかのように、すぐに私たちは湯けむりに包まれたので
なんだか可笑しくなって、2人してげらげら笑った。
「ばーちゃんは生きてきて大変でしたか」
「そりゃー大変よ!大変なことばっかりよ」
「そっか。でも生きてきてよかった?」
「そーやねぇー熱いお湯は気持ちええけんねぇー」
あたしが妙に納得していると
「こんなんして、おっぱいの対決もできるしね
」
と、ばーちゃんがまたおっぱいをお湯にばしゃばしゃしてみせた。
てゆーかこれ、対決やったんか!!!
と驚きつつ、あたしはサウナに行くんでじゃあ、と言って別れた。
何とも知れない後味のばーちゃんだったけど
やっぱり人って楽しいなぁって思いました。
お湯も気持ちよかったし、リフレッシュできたー
しっかしあの重量はすごかったなぁ。
自然現象とは言えど。
あたしも、毎日まじめにブラつけんとだめなんかなー
冬は特に、つける日のほうが少ないよ
笑
かおりより