涼しくなったし快晴なので、早朝の光の中のススキとバイクをセットで撮ろう、と7時過ぎに砥峰高原に到着。今日の日の出は5:51だったから、少し日は高くなり過ぎたかも。でもそれ以前にススキがいまいち。



ネットで調べたら時期尚早だったようです⤵️


帰りの道中、寺前駅で列車の発着時刻を調べて、稲が実った田んぼの側で列車待ち。本当は斜め前からバイクと列車のツーショットを撮りたかったけど、電車が差し掛かったところで車が来たから道路に出られず、シャッターチャンスはロスト。

8:07寺前駅発、姫路行きの列車

寺前駅の時刻表


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

司馬さんの「空海の風景」という小説を必死で読んで遣唐使の時代の仏教の流行り廃り、真言密教を巡る空海と最澄の攻防を見るなかで、密教とは極めて際どい宗教やなぁと感じた。


「空海の風景」は全集の中から借りたので、電車の中で読むには少々重くて不便・・・。


で、次は文庫本にしようと、初巻から連続しているものを探したら上巻と下巻がセットの「俄 - 浪華遊侠伝」というのがあった。正直、ヤクザもんには関心がなかったので気分はあまり乗らなかったけど、乱読、乱読と自分に言い聞かせて、悩まずに貸出カウンターに持って行った。乱読と言っても司馬さんの範囲内やけどねw

これが予想に反して面白い本だった。「空海の風景」という抽象的な話が時々出てくる小説とは全く別路線で、それとの落差が衝撃的で落ちるような速さで読めた。

「俄」は、ハチャメチャなガキの話で小気味いいのなんのw こんなヤツほんまにおったんやろか?と思ったけど実在の人物だったらしい。万吉というガキの立ち振る舞いのハチャメチャさもさることながら、万吉行きつけの駄菓子屋のお婆ンらのええ加減さが笑わせてくれました。