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  ~ヨシムの言葉~

私のブログをくまなく読んでいただいている方々はご存じだと思うが、私はサクセスストーリーが大好きな人種である(笑)

 

自分の身の回りで起きる出来事でそういうことがあればこの上ないことではあるが、そう簡単に出会う場もないので、もっぱらドラマで演出されているサクセスストーリーに深く感銘を受けることの多い私。

 

 

昨日「下克上球児」が終わってしまった。

 

決められた話数の中で完結までもっていかなければいけないので、試合のシーンは足早な感じではあったが、無名の高校が甲子園に出場するというベタベタなサクセスストーリーではあるが、私はしっかりとその演出の術中にはまり涙なしでは見られなかった(笑)

 

とにかく「一生懸命頑張れば報われることがあるんだよ」っていうのが、私の携わっている現場とリンクしやすいことなどもあり、ウンウン・・・って思いながらこういうドラマに感銘を受けている私。

 

色々と影響を受けたサクセスストーリーのドラマを思い返すと、やっぱり元祖は「スクールウォーズ」かな・・・🤔

 

映画では「天使にラブソングを」なんかも大好きだし

 

半沢直樹

陸王

下町ロケット

ノーサイドゲーム

ルーキーズ

ウォーターボーイズ

 

まんがではスラムダンクも影響大だったな。

 

私は単純な人間で、すぐに影響を受けやすい性格でもあるので、こういうものを見てモチベーションを上げることが多々ある。

 

フィクションであることをわかっていながらも、頭の中で想像し日々の出来事とリンクさせたりしている自分がいる。

 

 

でも、指導者気質の人たちって、結局は目の前の選手たちの成長を願っているわけだから、そうやって成長していく姿を見ること自体がやっぱり好きなんだと思う。

 

そんなこんなで、ドラマからエネルギーをもらった私はきっと明日からの活動も英気満タンでがんばれそうな気がしてきた(単純  笑)

 

でもやっぱり、目の前で起こるリアルサクセスストーリーが一番だよね☺

 

やっぱ目指すはそこだな!

 

単純ヨシムの独り言でした。

いよいよ今週末から始まる全日本の県大会。

 

埼玉は4種リーグという長期リーグのブロック内の結果で全日本U-12サッカー選手権の県大会に出場できるかどうかが決まる。

 

コリオーラは11期生(6年)と12期生(5年)で力を合わせてこのリーグ戦を戦い、ブロック3位で県大会出場を決めた。

そして明日その県大会が始まる。

 

4種リーグはエントリーメンバーの中からその試合の都度20名のベンチ入りメンバーを決めることができるというレギュレーションだった。

 

今年のコリオーラは6年と5年を合わせると22名いる。

なかなか全員揃うことがない(苦笑)のだが、全員揃った時は試合の度に2名をベンチ外としていた。

でも、その次の試合ではその選手を必ずベンチ入りさせるようにと心がけながら進めてきた。

なので、全員の力で一丸となって・・・・というのが肌感覚で感じることのできる半年間だった。

 

そして迎える県大会。

県大会はレギュレーションの都合上、エントリーメンバーは20名までと決まっている。

 

そう、つまりこの県大会に出場するに際し20名のメンバー選考が必要な状況ということだ。

 

金曜日の練習で、その20名を発表した。

実際にはもう少しだけ前に決まっていたのだが、選手たちの士気を維持したり高めたりするためにギリギリまで発表は控えた。

 

メンバー外になる選手たちには、事前に 直接個別に話をしていた。

つらい思いを抱くだろうけど、これも経験として、糧として次のエネルギーへとつながるようにとの思いもこめて対象となる選手達とは話をしたつもりだ。


その上で、発表したエントリー20名。

選ばれた20名はホッとしただろう。

でもその裏側には、選ばれずに悔しい思いをしている仲間がいるということを忘れてはいけない。

 

「メンバー入りした選手はメンバー外となった選手の気持ちは絶対にわからない」

と、私はその場で断言した。


 でもその悔しい気持ちを理解しようとするために考えをめぐらせることや行動することは出来ると思うし、必要だということも話した。

 

コリオーラを立ち上げてから、メンバー外が伴うエントリー(大会に参加できる)メンバー発表をしたのは今回が初めてだ。

 

前職時代は何度も経験していることではあったけど、何度やっても、どういう言い方をしてもこの瞬間だけは慣れることはない。

 

選ばれなかった選手の顔、選ばれた選手の顔、両方が私の目の前にあるのだ。

目の前にいるどの選手も、一生懸命頑張ってくれているし、良い部分も、まだ未熟な部分もしっかりとわかっているつもりだ。

これまでのがんばりを思うと本当に苦渋の決断であった。


あたりまえであるが、今回のメンバーに決めた理由も私はしっかりと説明できる。

 

選手達のことを理解しているからこそ、この瞬間が本当に心をわしづかみされているような気分になる。

 それを選手たちに理解してもらうことと同時に、自分に言い聞かせる瞬間でもある。

 

発表し終わった後、神妙な顔をしている選手たち。

ひとつひとつ言葉を選ぶように選手たちに伝えた。

 

試合に出たくても出られない選手がいるということ。

メンバー入りできたのであれば、その瞬間からそのメンバーには様々思いを背負うことになる。


悔しい思いをした仲間の事を本気で思うならば


やっぱりアイツはスゲーな

とか

さすがだな


って思ってもらえるような存在になることが、今回メンバー外の選手たちがこの経験を受け入れるためのきっかけになるんだろうと思う。

そうなるための努力をこれからも続けなければない。


メンバー発表後に続けた練習では、その熱量、雰囲気は素晴らしいものだった。

コリオーラらしくあきらめずに全力で戦うからこその「全緑軍団」だ。

そのスイッチが入ったように見えた。


明日の県大会はいきなりの正念場。

腹をくくって、潔く、言い訳せずに自分たちの全てをぶつけよう。


応援してくれるたくさんの皆さんのために

チームの勝利のために

自分のために

そして

仲間のために。


頑張るための理由は全てそろった!

明日は最高の笑顔で終わろう!



応援よろしくお願いします!





今年もこの季節がやってきた。

 

そう、全国高校サッカー選手権大会。

 

埼玉県の2次予選と呼ばれるトーナメント戦が先週開幕。

 

それに伴い、トーナメント戦への出場権を得た参加48チームが顔写真入りで紹介されているパンフレットを今年も入手。

コリオーラ出身の選手たちが10名掲載されていた。

私もざっと見ただけなので、もしかすると見落としてしまっている選手がいるかもしれないが、これだけの数のOBがこの埼玉県で高校サッカーで活躍で来ているのを知って本当に嬉しくなる。

 

コリオーラでいうと

5期生→高校3年生

6期生→高校2年生

7期生→高校1年生


あと前職時代の教え子がコーチとして1名

 

3学年合計31名の卒団生が巣立っていったうちの10名が今回のパンフレットに名を刻んでいる。

31名の卒団生の中には女子選手も3名いるので、高校女子サッカーにこういうパンフレットがあるのかどうかがわからないが、今回手にいれたパンフレットに載るコリオーラの卒団生たちが増えたのを見て、重ねた歴史を感じることができた。

 

その中でも、トーナメントに進んでいる高校に所属する選手たちは顔写真入りの掲載なので、これまた見つけると嬉しくなる

 

埼玉平成高校

コウダイ選手(5期生)

 

狭山ヶ丘高校

ダイキ選手(5期生)

 

 

イッサ選手(6期生)

 

 

西武文理高校

ヨシヤ選手(6期生)

 

ショウノスケ選手(6期生)

 

今週末、いよいよ2回戦から登場する高校もあるので楽しみでもある。

ベスト8からはテレビでの放映もあるはずだったような気がする。

 

負けてしまった高校もあるけど、ここに来るまできっと頑張ったはず。

 

5期生のみんなお疲れさん。

6期生、7期生のみんな来年も再来年もがんばれよ!

 

皆さんもぜひ応援をよろしくお願いします!

夏の総評は今度改めて・・・・

 

って伝えてからはや2か月。

もう長袖の季節(笑)

 

書きたいこといっぱいあるけど、やることもいっぱいあるので、小出しでの回想記となることおゆるしを🙇

 

 

 

今回は8月に弾丸で言ってきた北海道ツアーでの3日間を。(長いよ)

 

皆さんが知ってるのかわからないけど、私は生まれも育ちも北海道。

いわゆる「道産子」です。

 

といっても、18歳で津軽海峡を渡り、埼玉の地に降り立ってはや30年。

 

北海道で過ごした時間よりも、埼玉で過ごしている時間の方が圧倒的にに長い(笑)

なので、北海道のことはそんなに詳しくない・・・・って思っていたけど・・・

 

 

まぁ、今回はコリオーラの卒団生の中島大芽選手(8期生 FC東京U-15むさし)が、クラブユース選手権の全国大会出場が決まり、全国大会の会場が北海道の帯広市近郊での開催ということもあり、ちょっとだけ仕事の案件もあったのでそれも込みで、帰省も込みで北海道へ行こう!と決断。

 

少しでもお金をかけずに・・・・

 

って思って、教え子でパイロットしているヤツに安くチケット手に入らないか相談。

 

応えは「手に入りません」と即答(笑)

 

その代わり、できるだけ安く行ける方法(航空会社)を教えてもらったおかげで、お盆のピーク時だった割にはかなり安くチケットが手に入った。

現地でのレンタカーも探しまくったら、営業所開店記念で安いレンタカーを発見!

これまたお得、後はガソリン代と高速代を少しでも抑えれば、格安ツアーのできあがり。

 

あ、あと宿泊する場所・・・・・とってません。

何とかなんだろ・・・・って(笑)

結論から言いうと2日間車中泊笑い泣き

 

あ、そうそう、帰省と書いたけど我が実家はすでに埼玉に移動完了しており、親はすでに川越住まい。

なので、実家は北海道には無いのです。

 

 

まぁ、それはさておき、安い飛行機チケットと引き換えに、出発空港は羽田ではなく成田。

到着空港は帯広ではなく千歳(「ちとせ」って読みます)

 

まぁ、どのみち札幌にもいく予定だったので千歳につくのは何ら問題なし。

 

出発当日、朝6時には空港入りしなければいけなかったので、自宅を出たのは午前3時。

道路スイスイで、空港到着。

苦手な飛行機で一路北海道へ飛行機

 

10時前に無事到着

すぐにレンタカー乗り、まずは札幌へ。

移動距離約60Km。

 

仕事の案件も済ませ、高校時代の同級生が経営しているカフェに向かう。

 

事前に連絡してたんだけど、この日は店休日だったのに、わざわざ開けてもらって貸し切り😀

 

「ハリネズミ珈琲店」というお店を札幌の狸小路(「たぬきこうじ」と読みます)近くでやっている同級生の「アッチ」。

高校時代は同じサッカー部でよく一緒に練習やってた。

家も近かったし。

 

お店はアッチの人柄をそのまま表現したような、落ち着いた空間

 

お店のいたるところにハリネズミが😄

 

お店の名前の由来を聞いたら、アッチの息子君が名付けたらしい。

その息子君も途中からお店に来てくれた。

 

マジで高校時代のアッチと同じ空気感(笑)

良い人感にじみ出てた。

 

1時間くらい話し込んだけど、尽きることの無い話。

もっともっと居たかったんだけど、次の場所に向かうことも考え後ろ髪を引かれる思いで出発。

出発前にツーショット

 

50近いおっさん二人のピースって・・・・😓

 

いやー・・・でも落ち着いた空間でアイスコーヒー飲んで、アイス食べて・・・・なんかすでにリラックスモード。

コーヒーもおいしかったよ。

 

皆さん札幌に行った時はぜひ!

 

ハリネズミ珈琲店

 

 

 

本当はココで生まれ故郷の滝川(「たきかわ」と読みます)に向かおうかと思っていたけど、滝川で会える友達が翌日の方が都合がいいとのことだったので、初日は札幌から一気に帯広へGo!

あ、一応札幌の大通公園のテレビ塔と時計台は通過しといた(笑)

 

ただね・・・・

札幌を出る前にアッチに言われたのが「シカに気をつけなよ」という一言。

レンタカーを借りている手前、シカを轢いたら車の修理代も請求されるって考えると、ちょっとビビる私。

 

札幌からすぐに高速には乗らずに、しばらく山の中を抜ける道を進む。

北海道らしい風景を見ながら、懐かしむ・・・・

でも、シカの件が頭から離れず(笑)

ビビッて途中から高速へ。

 

日が暮れる前に帯広入り。

札幌からの移動距離160Km。

 

翌日のタイガ選手の試合会場である音更(「おとふけ」と読みます)に立ち寄る。

サッカーのグラウンドは、どこに行っても風景は同じ。

でもその周りの自然具合が全然違う(笑)

 

さすがに疲れたので、スーパー銭湯でさっぱりし、寝床を探しに漫画喫茶探索。

まんが喫茶見つけたけど、それ以前に腹減ったので、満喫の駐車場に車を置いて、途中で見つけた居酒屋「つぼ八」へ歩いて向かう。

 

あんまり本州では見ないけど、おなじみのつぼ八は北海道発祥のお店らしい。

懐かしかったので思わず一人居酒屋

 

おなかも満たされたけど、もう飲んじゃったので車で移動できないし、満喫入ろうかな・・・・・

って、車の中でグダグダしてたらそのまま車でぐっすり(笑)

 

朝、寒くて目が覚める(笑)

 

ぐっすり寝たおかげで、頭もすっきり。

試合会場の近くの道の駅で、顔洗ったり、歯磨いたり、身支度整えて朝飯くって、会場入り。

 

おぉ、やってるやってる。

試合が始まるまで、グラウンドの周りをグルグル。

ホント自然だらけ。

タイガ選手の所属するFC東京むさしの初戦の相手は清水エスパルスU-15

 

試合は惜しくも1-2で敗戦。

でも、いよいよ始まった全国大会を肌で感じて楽しい時間だった。

 

同じ会場に、埼玉のクラブ与野とかラヴィーダも到着。

ラヴィーダのオーラ凄かったな(笑)

 

そして、会場ウロウロしてたら・・・・あれ?

 

川越ひまわり出身のアツヤ(京都サンガU-15 コーチ)に偶然ばったり。

 

試合前だったのに引き留めちゃってごめんな。

でも、懐かしい顔見れて、頑張ってる姿が見れて、予想外の収穫😀

ホントはFC東京の試合見終わったらすぐに出ようと思ってたけど、サンガの試合の前半まで観戦。

 

 

 

そして、我が生まれ故郷の滝川へ向けてGo!

 

ここは節約のために高速を使わずに移動。

夕方までに到着できればよかったので、あわてず北海道を堪能しながらのドライブ。

 

北海道らしい道

 

帯広のある道東(「どうとう」と読みます)地域から、滝川のある道央(「どうおう」と読みます)の地域までの最短ルートは、地図でいうと北海道のど真ん中を通過すればいいんだけど、そびえたつ山を越えなきゃいけない。

そのルートのひとつ、狩勝峠(「かりかちとうげ」と読みます)を通る。

 

なんか、幼い時に祖母に連れられて通ったような記憶がうっすら・・・

とりあえず快調に登る。

 

ちょうど峠の山頂にドライブインと展望台があり、せっかくなので立ち寄り。

 

 

めっちゃ寒い叫び叫び(笑)

でも眺めは最高。

天気は微妙(笑)

 

峠を越えて降り立ったところは富良野(「ふらの」と読みます)

富良野って知ってる?

「北の国から」っていうドラマで有名になった土地。

ここはもう道央地域なので、私の生まれ故郷に近いイメージ。

でも自然がいっぱい、山道を通りながら、またシカにビビり始める私(笑)

 

明るいうちは出ないだろうけど、飛びだしてきたらアウトだなって😅

 

途中で道の駅によって「白いとうきび」を買ってパクつきながらさらに移動。

トウモロコシをトウキビと呼ぶのは北海道の方言ね。

マジでうまかった。

北海道弁でいうと「なまら旨かった」(笑)

 

さてさて、16時頃に無事に滝川入り。

帯広からの移動距離180Km。

 

まずは、高校時代に最後の選手権で全道大会を決めたグラウンドに立ち寄り。

 

汗水流した高校へも立ち寄り

 

そして地元再会第1弾は、高校卒業以来30年ぶりの再会となった、サッカー部の後輩のアベ。

おっさん二人でガストでソフトクリームとか食べながら(笑)1時間ちょいだったけど懐かしい話に花が咲く。

やっぱり高校時代の話は色あせずにお互いの記憶に残ってるよね。

そして、お互いの家庭の話をしていると時代の流れを感じたな。

 

別れ際再び50近いおっさんのツーショットピース(笑)

 

そして、この後は地元で再会第2弾、高校時代に出会ってからの親友のマーブとの再会へ。

他の仲間にも連絡してくれたみたいだけど、お盆だし、連絡も急だったので、この日はマーブとのサシ飲み。

 

アベと別れて、マーブを迎えに行って、滝川の歓楽街へ。

滝川は人口比率に対しての飲み屋の数が日本一だった時代がある。

三楽街と呼ばれる通りを久々に歩いたけど、あの頃の活気は今はなかったな。

 

ホント元気のない街になってしまっていた。

 

 

マーブとの時間では写真一枚もない(笑)

っていうくらい面白い時間だった。

私はサッカー部、マーブはバスケ部。

3年間同じクラスで、最後の年はクラスの学級委員長がマーブで、私が副委員長だった(たぶん)

卒業してからも、帰省するたびに飲みに行って遊んでた。

 

こうやって卒業してから30年も経ってるのにいまだに楽しめる仲間って最高だな。

 

1軒目の居酒屋を出て、2軒目のスナックへ。

地元あるあるなんだろうけど、同じ高校出身の人があちこちにいる。

スナックの従業員さんも高校の後輩だった(笑)

 

で、なぜかこのお店にいるときにマーブが高校時代のバスケ部の顧問の先生に電話をし始めて、なんと来てもらうことに(笑)

私はほぼ接点がなかったんだけど、何となく覚えててくれたようで、いろんな話で盛り上がった。

スポーツを教えている立場の大先輩からのお話はとても貴重だったな。

とはいえ、その先生も御年70歳。

教員を定年された今もまだバスケを教えているとのこと。

 

勇気と元気をもらえるよね。

そして、その先生の紹介で3軒目のお店へ。

ライブハウスのようなBarでまた3人で話に花が咲く。

周りにいるお客さんも、お店の人も、高校の後輩たちばかりだった(笑)

 

楽しい時間はアッという間。

夜も更け、先生とはここでお別れ。

 

もう時間は午前1時半。

マーブと一緒に締めのラーメンを食べて、この日の楽しい時間は終了。

 

マーブを自宅まで車で送り・・・・・・

ん?車で送り?

 

そう、私はこの数時間の楽しい時間の後、再びタイガ選手の試合を見に帯広に向かうため、ずっとウーロン茶で過ごしたゲラゲラゲラゲラ

 

マーブを無事に送り届けて午前2時。

 

帯広に向かう道を考える🤔

来た時と同じ道で帰れば約170Km。

この時間なら3時間くらい。

でも、夜中の山の中には・・・・・そう、間違いなくシカが出る。

 

アベにも、マーブにも、先生にも「シカには気をつけろ」って言われた(笑)

 

そんなにシカいる!?

っていうくらいに言われた。

 

ので、シカと出会わないように、高速で進むことにした。

 

高速であたりまえに進むと札幌を経由するので遠回り。

移動距離は260Km。

 

まぁ、9時までに試合会場に着いてればいいので。

ってことで出発。

 

幸い眠気にも襲われずに順調に進む。

でも、朝方になり到着の目処が立ってくると、安心感も出てくるので眠気が来る。

 

余裕もあるので、途中で睡眠(車中泊2回目 笑)

 

6時半ころに目が覚めて再び出発。

 

十勝(「とかち」と読みます)の山々を越えるあたりから、一気に天気が悪くなった。

雲の中を進んでるかのようなキリ。

マジ怖かった😅

 

9時前に音更の道の駅に着いたので、ここでまた歯を磨いたり、顔洗ったり、着替えたりと身支度を整え試合会場へ。

雨結構降ってる・・・😓

 

途中コンビニで朝飯とカッパを購入。

 

ちなみに北海道には「セイコーマート」というコンビニがめっちゃ多い。

 

さ、3日目の最終日。

この日のFC東京むさしの対戦相手はガンバ大阪門真。

雨の中の試合となったけど、お互い気持ちの入ったプレーを間近で見ることができた。

 

試合は決着がつかずドロー

でも試合は見てて面白かったな。

タイガも頑張ってたし。

 

 

さて、予選リーグはあと1試合残っているけど、私の滞在はココでタイムリミット。

タイガ選手とは話せなかったけど、ご両親とは帰り際に会場であえたので、挨拶がてら少しお話を。

 

残りの試合は埼玉から応援します!ってことで私は出発。

 

前日夜通しで楽しんで、夜通しで運転だったので、空港に向かう道中でまずお風呂。

さっぱりして、車での食べるもの買い込んで、いざ千歳へ。

移動距離160Km。

 

そういえば北海道らしいものあんまり食べてないな・・・って思って、途中のパーキングでじゃがバター食べたら、おなか一杯になってしまって、途中で眠くなったので仮眠1時間。

 

18時少し前には空港に無事に到着。

 

空港でラーメン食って、ソフトクリーム食って、激動の3日間を無事終了。

 

移動したルートを見るとこんな感じ(笑)

道内約900Kmを移動した濃いぃ~珍道中でした。

 

 

飛行機は最終便だったので、成田に着いたのは23時ちかく。

 

あ、そうそう成田から川越までの距離も130Kmくらいあるので、結局3日間で走行距離1000Kmオーバーの旅でした。

 

でも、なんでだろう、北海道の100kmとこっちの100Kmって進んでる疲労度がなんか違うんだよな・・・

 

こっちの道は慣れてるから長く感じないのかな・・・・

 

間もなく自宅・・・・ってところで急激に眠気が来たので、コンビニで仮眠とったら1時間も寝ちゃった(笑)

 

そして無事に到着しましたとさ。

 

 

タイガのがんばり見れて嬉しかった旅

仲間と会えて楽しかった旅

北海道を懐かしむ時間があった旅

帰ってきたら疲労感マックスだった旅(笑)

 

1人旅はそうそうできることじゃないんだけど、また行きたいなって素直に思えるくらいめっちゃ楽しかった。

 

 

私事の長話にお付き合いありがとうございました。

 

北海道濃厚珍道中 完

 

つい先日の話。

 

平日のスクール練習が夕方から予定されていたので、私は送迎組の選手たちを迎えに行く前に、いつものようにグラウンドでゴールの組み立てやら、荷物の搬入やらを済ませてから送迎に向かった。

 

途中で雲行きが怪しくなり、雨雲レーダーを見ると、なかなかの雨雲がやってくることが分かった。

ほどなくして豪雨☔

 

40分ほどで雨は止んだけど、グラウンドがNGになってしまったので、室内での活動に変更してこの日の活動は無事終了。

 

で、グラウンドに準備してあったゴールなどのクラブ荷物は雨ざらしのまま放置して置いた形になってしまったので、練習終了後は雨も上がっていたので、送迎で送る選手数名に手伝ってもらう形で片付けをしに帰り際グラウンドに立ち寄った。

 

 

もう外は真っ暗。

グラウンドに歩いて向かっていくと、何やら暗闇で光を照らしながら動いている影がある。

 

よく、親子で何かのスポーツを自主練しに来る人がいるので、そういう人たちかな・・・・・・って思ってた。

でも、近づくとウチのゴールを置いてある付近で光っている。

 

ん?

よく見ると、先ほど練習を終えた6年生のある選手が、お母さんにライトで照らしてもらいながら、ゴールの片づけをしてくれていた。

 

その選手は送迎組ではないので、私が練習会場である公民館を出発する前にお母さんと一緒に帰っていた。

 

でも、まっすぐそのまま帰らずに、グラウンドに立ち寄ってなんとゴールの片づけをしてくれていたのだ。

 

 

小学生がなかなかできることではないと思う。

 

選手達は自分たちが普段使っている道具は練習後片付けはするのは日常であるものの、準備をする機会はあまりない。

だからこそ、準備されていることを当たり前に思っている選手たちも多い中で、片付けの大変さだけではなく、準備の苦労や大変さもわかってくれていたのかな・・・・って思うと、その選手の心の成長を感じることができた。

 

練習していれば技術は身につくけど、心の成長っていうのは、たくさんの行動経験ももちろんだけど、大人からの言葉を理解して自分なりに納得しなければ身についていかない。

私なりに、選手たちにはサッカーの選手として以前に人として心の成長をしてもらうために色んなことを選手たちに伝える。

それは時にはきつい言い方になってしまう時もある。

それは、今後自分が生き抜いていくために必要なことだからだ。

 

響かなかったり、聞く耳を持ってくれなかったり、理解しているフリをされたり、本当に苦労を感じつつも、何とか選手たちが少しでも変化、成長するためにと言い続けている私だが、この日のこの選手の行動を見ていろんなものが報われた気がした。

 

 

人がやりたがらないことを率先してやるということはそんなに簡単なことではない。

この選手がとった行動に、心から拍手を送りたい。

 

そしてその行動によって助けられた人がいること、報われた人がいること、それをわかってもらうだけでもその選手には大きな財産となる。

 

 

正直、この件を書くかどうか迷った。

なぜなら、これを目にした人が「やらないといけないらしいよ」とか「やれば話題になる」とかの変な義務感や認識をもってもらいたくないからだ。

きっと、この日ゴールを片付けてくれていた選手は、そんなこと考えずに自らの判断でやろうって決めたはずだからだ。

 

私はただ単に、この選手の行動を見て成長を感じて嬉しかっただけである。

ゴールを片付けるという作業に限らず、自らが気づいて行動するということができる人になってもらいたいとの思いはこれからもずっと続く。

 

「徳を積む」というわけではないが、私はこの夏に選手たちに改めて「ありがとうって言ってもらえる行動をたくさんするようにしよう」と伝えたことがある。

 

この選手はさっそくそれを実践してくれた・・・・・・

そういうことである。

 

 

本当にありがとう。

嬉しかったし、助かりました。

 

きっとこの心の成長が、サッカーのプレーのさらなる成長につながるって信じてます。