工事現場の前を通った。


バナナの皮が落ちていた・・・



なぜ?



道端にバナナの皮?





・・・っち、トラップかっ!



しかし、


こんなトラップに引っかかるオレではない。





バナナの皮を踏んづけて



ツルンっ!!



なんて・・・幼稚くさい。






・・・いや、まてよ。



まさか、


まさかこのトラップは


オレを転倒させることを目的にしたものではなく



落ちているゴミをどうするのか?


オレの人間性を試すトラップだとしたら・・・?





ふっ、あやうく引っかかる所だったぜ。




オレはバナナの皮を拾い


ゴミ箱のあるコンビニまで歩いた。



5分ほどだったが、


いいオッサンが


バナナの皮を片手に


・・・一人。


なかなかキツイものだった。




オレは今、そんな休日を送っている。


餃子が食べたい・・・


王将の文字が窓から見える。



今すぐにでも


食べにいきた・・・いや、だめだ!



餃子二人前にするのか?


餃子定食にするのか?



いや、ここにきて


餃子以外の選択肢が頭をよぎりはじめた。



ニラレバ炒めだ!


男の一人暮らしのオレには


滅多に出会うことのない代物だ!



餃子二人前か・・


餃子定食か・・・


ニラレバ炒めか・・・



オレは今・・・揺れている。