姑の主治医と面談④ 家族の意向確認 | パワーキッズのブログ

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姑の退院…


動揺する家族。


一瞬にして、
入院前の状況が目に浮かび、


退院後はどうなるのか…


不安しかない。


誰もが手放しには喜べず


戸惑っていた。



👨‍⚕️「退院後は、
包括支援を考え自宅で療養するか、

施設に入るか…



施設に入るという考えは、ありますか?」



叔母、大きく頷く。

夫も「そうですね…」と、叔母を見る。


叔母が前のめりになり
もう一度、頷く。


少しの沈黙の後




叔母「でも…


あの人は…絶対に嫌だと言うし、
入れたって、出て来ちゃう。


ヘルパーを頼んでも、
なんやかんやと理由をつけて
断ってしまうと思う。」





まぁ、確かに。




夫も頷く。




👨‍⚕️「まぁ、施設側は、鍵をかけて自由を奪うことはできませんから…


ならば、ヘルパーは受け入れると、
姑が約束したので、自宅療養で


日常生活にはさほど心配はないので、
内服管理と、
様子を見に行ってもらう程度で

週に1〜2回、我慢してもらうしかないですね。」



叔母「私が毎日見に行かなきゃならない…

行きますけど…


行かなきゃならないだろうけど…


あの姉を看るのは、
ホントに大変なんです!


銀行には、
ホントに行かないでいてくれるのか…


また、行ったら…」




動揺が隠せずにいる。



👨‍⚕️「退院して、絶対に行かないとは、断言はできませんし、

施設に入れるなどの決断は、
こちらからは口出しできないため、


ご家族で話し合ってください。


まずは、今日、家族に退院について話すと言ったら、姑はとても喜んでいて、
皆さんに会うのを楽しみにしていましたから


今も、まだかまだかと心待ちにしているはず。」



叔母がアタフタしながら、


「あの人は、退院したい一心で、
銀行にいかない、ヘルパーを頼むと言ってる。

謎めいた部分があるから…」


と、いつのなんの話?
今、そんな話は必要?みたいな


支離滅裂な話をし始めた。



滝汗滝汗滝汗滝汗



話が見えない…
効いてる側は、
意味不明な叔母‼︎といった状態。




でも!




わたしにはわかる。



叔母は、平穏だった日常が
もう少し続くと思っていたのだろう。


続いて欲しい…と。


今は
また、荒れまくっていた辛かった日々が
蘇り、

辛い未来が見えたのだろう…



だけど、
見栄?プライド?世間体?


何かが邪魔をして

「まだ退院して欲しくない。

施設に入れたい!」


と、言えずにいるのだろう。

私も退院させてあげたい!といいながら


まだ、退院は無理かな?と
医師に考え直して欲しいのだろう…


医師から、もうしばらく様子見た方がいい
退院は、また先に…



と、言って欲しいのだろう。



姑の奇行を必死で説明しているつもりなのだが
伝わらない。



主語はないし、
話が行ったり来たりで全然わからない。




支離滅裂

意味不明



叔母が受診した方が良くないか?



と、思われるような


焦りっぷりチーン




👨‍⚕️「とりあえず、姑さんが楽しみに待っているだろうから、呼んであげて。」



看護師が迎えに行く。



姑が来るまでの数分も


叔母は必死に
何かを話しているが




結局医師には伝わらず…
期待した言葉は聞けなかった。


夫が「まずは、姑から銀行には絶対に行かないと
いう言葉が聞きたい」




笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き



叔母「そうね、それは大事!
それを言わなきゃ始まらない」






真顔真顔真顔真顔真顔真顔



そうだろうか…

そんな言葉を聞いたところで、



何の意味があるのか…



記憶にございません‼︎(なにかの映画のタイトルであったな…)



って、退院しちゃえば、
姑には、そんな口約束、なんの意味もない。



と、思ったけれど、



夫や叔母が
その言葉を聞いて、安心できるなら
まぁ、意味はある?


その言葉にすがって
退院を受け入れるつもりなのか…


後々、約束破ったから、また入院って
脅し?に使うためか?



わずかな期待を込めたのか…


医師が、姑の返事次第で
退院は無理かも?と判断して欲しかったのか…



自分たちが
姑を受け入れる自信がない…と

はっきり言えばいいだけなのに



言えない夫と叔母。




真顔真顔真顔真顔




姑が面会室に入ってきた。




続く