熱と咳の発作で、意識もうろうとした中不思議な夢を見ました。
私はあちこちさまよっている感じで、色々な風景が目の前を流れていきました
その中で、鮮明に残った光景が一つだけあります。
幾つかの場面が変わった時、細長い骨だけで構成された小型犬が私を見つけてキャンキャンと骨の尻尾を一生懸命振りながら近づいてくるのです
しかし骨しか見えないからどんな犬種かもわからない…
でも凄く親しげな雰囲気・・・
あまり煩くまとわり付くから思わず 「Sit down!」 と言ったら、その場でしゃがんだのです
その特徴的な座り方を見て 「えっ!モプシー」
「あなたモプシーなの」
と言うと 「正解」 と言わんばかりに立ち上がり嬉しそうに骨尻尾を振ります
13年前に亡くなったマルチーズの可愛いモプシー
思わず頭を撫でたのですが、昔の柔らかさはなく骨なので何だか石を撫でているようなゴツゴツした感触がしました。
表情もわからないのですが、でも久しぶりの再会を喜んでいる事は感じられました
すると誰かに呼ばれたようで、突然後ろを振り向き走り出したのです
初めて気がついたのですが、後ろにはアルプスの美しい緑の山々
ハイジの友人ピーターが青年になったような青色繋ぎ姿で麦藁帽をかぶったお兄さんが、こちらに手を上げてます
その彼に向かって元気に走っていくモプシーの後ろ姿が小さくなるのを見ながら、私もどこかへ流れていきました。
ハッと気がついたら看護師さんに手を軽く叩かれて、「検温しましょう」と言われました。
なぜか骨犬になっていたモプシー
でも第2の人生?も幸せそうで安心しました
※我が家には、犬・猫・ウサギとペット達がおりましたが、犬2匹のうち「モプシー」だけは、英語で躾けられていて、お座りも 「Sit down!」 でなければ通用しませんでした…