今日は長くなりますが、自己信頼がどれだけ大事で素晴らしいか、書かせてもらいます。
読んで頂けたら幸いです
エジプトが好きで、ベリーダンスを今から10年も前から学んできた私の師匠は、5年も経った頃にはダンスの技術はすべて身につけた、もう習う事はないわ!とアシスタントから自分が教える立場になったそうです。
しかし現実は・・・・あちこちにある主なスポーツクラブやカルチャースクールに履歴書を持って売り込みをしても「ベリーダンス」の知名度がない為、ことごとく断られ、
スタジオを借りてもやってきた生徒はたった二人・・・・ずっと赤字続きの日々。
しかも誰も来ない日もあり、その時は「今日は私のレッスン日だ!」と言い聞かせ、落ち込まないよう気持ちを維持していたそうです。
周りからは「よく頑張っているね!」と励まされても、涙もでないほど悲しく辛い時期もあったとの事。
人間あまりに悲しいと涙もでないのね~とポツリ。。。
でも先生の凄いところは、俳優養成所出身だったこともあり、人が本当に落ち込み悲しい時はどんな感情でどんな表情をするのか、と第三者として自らを観察してお芝居に出演する時はそれが生かせるようにしたそうです。
とにかくいつもパワーがあって元気だなぁ~と不思議に思ってましたが、どん底があったからここまで明るいのかと感心したのです。
しかも教えてから、自分の力の無さを痛感し、教え始めてから2年目、ベリーダンスの師匠を探してエジプトやトルコ、アメリカに行き、ワークショップに出ていたそうです。
そしてやっとエジプトでこの人!と思える師匠に弟子入りして、基礎から全て学び直したそうです。
今でも毎年エジプトに渡り2週間の滞在で、新しい曲や振り、技術面など様々な情報を得ています。
私が「先が見えない状態で、気持ちを維持していくのは容易なことではないと思いますが、どうして乗り切れたのですか?」との質問に
「私には、こうなりたい!!っていう大きな目標があるの、とにかくその目標にたどり着くには困難があって当然なんだって言い聞かせて、全て受け入れていたのよ!」
「トルコ料理屋さんでコックのバイトをしたりしてね。。。自分がぶれずに目標に向かっている姿を誰かはみてくれているものでね、ある時大手のカルチャースクールから、ベリーダンス一日体験会をしませんか?って電話がきたの!
ただし最低8名申し込み者がいないと開催されませんて言われたから、もうとにかく自腹を切って母親、妹、親戚の叔母ちゃん達、友人と申し込みをさせたの。
そして当日、ナント50名の応募者が来て、もうびっくり!!
(お陰でその日に新しく講座を設けてくれることが決定!
今日では、キャンセル待ちが出るほどの人気講座となったのです。)
当時の私は8名以上教えた経験がなくて、足がガクガク震えて何をしゃべったかも覚えてないの~あはははっ懐かしいわ~」って元気に笑う先生がとっても美しく輝いていて素敵でした
先生は、今でも当時立てた目標の向かって歩んでいます!
どのような目標かは、教えてもらえませんでしたが・・・・・最後に先生に続けていくコツを聞きました。
一つ、まず何よりベリーダンスが好きである事! 二つ、しっかりした目標を持つ事! 三つ、たとえ誰も見てくれてなくても「私には出来る!」と肯定して諦めず自分を信じて続けることかなっておしゃってました
私もシンボリックセラピー を学んでからやっと自己信頼が出来るようになりましたが、
更に先生の話から、自己信頼が出来る人は自ずと結果がついてくる→成りたい自分になれる!事を裏付けて頂けました
先生が念願のスタジオを持って初めての発表会!
早々にチケットも完売し嬉しい限りですが、何よりもその記念すべき会に参加できる事のご縁に感謝してます