おはようございます
なんと3連休だった今日は最終日 割と休みの日は引きこもっている私はボケ防止に1日1回は外にでるようにしています
この2日は外に出るプロジェクト達成しました
今日は近くにお買い物に出かけようかと思います 寝巻のままで・・・
みなさんは「がん」のイメージはすっごく悪いと思います 以前にも投稿したようにインターネットにもあまり良いことは書いていません。しかし現実には悪いことはそうそう沢山ありません
手術前に「たぶんこの患者さんは術後抗がん剤が必要かなぁ」と思い、実際に手術が終わり、組織検査をするとリンパ節転移や血管内転移がなかったりして、手術だけで終わる方も沢山おられます
一方、手術後数年経過し、多臓器に転移が見つかった場合、切除できる腫瘍は切除して経過を診ていくとその後の再発がない方もおられます
大腸癌術後、数年して多発肝転移が見つかり、単発の再発の場合は切除できますが、多発（個数にもよる）となると抗がん剤治療は主流となります
ある70歳代の患者さんは、大腸癌術後、転移予防の補助的抗がん剤治療をしていましたが、途中で多発肝転移が見つかりました。肝転移の中でひとつだけ大きな腫瘍があったので、主治医に「どうしてもこの大きな腫瘍が気になるので、できればこの大きな物だけでも切除したい」と申し出ました
当院ではまだ肝臓専門の外科医が居なかったため（今は居ます）大きな病院を紹介し、肝切除を行いました
その後当院で抗がん剤治療を続け、それでも3～5年は続けたでしょうか。その後再発なく今は抗がん剤治療も終えて、定期健診のみで通院されている方もおられます
この症例が「まれに見る症例」とまではいきません。このような方もたまにおられます。もちろんきちんと通院し、検査は受けてこその結果です
SNSでは「闘病日記」と題して、がんと闘っておられる方が沢山います。良い方向に向かっている方の投稿はあまり公開されていないように思います。何故か・・・
高齢者の方が、がんに罹った場合SNSで発信する方は非常に少ないからではないでしょうか。
若くしてがんに罹る方も、もちろん沢山おられますが、がんに罹患する年齢は免疫機能が落ちてくる年代、つまりは60歳以降が圧倒的に多いです。中でも消化器癌はこの年代以降が増えてきます
良く「定年して第2の人生だ！」とこれから旅行に行ったり好きな事をしようと思った矢先に、癌が発見される事が多いような印象です
皆さま 定年後はますます検診を受けて下さいね
人生100年時代です。 今日はこの辺で。。
寝巻でコスモスへいざ 行ってきます
