昭和・平成という時代に生きて思うこと | machico編集長公式ブログ 仙台・宮城、時々山形

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こんにちは、さっちんですニコニコ

前回投稿から、ブログとmachico本体の「編集長コラム」両方記事をUPすることにしました。

アメブロにも、同じものを掲載しますが、かなり個人的な内容に寄ったものは、こちらだけUPすると思います♪

 

いよいよ新しい時代がやってきますね。

その前に、「平成」という時代を振り返ってみようと思います。
 

私は「昭和」生まれで、結構昭和を生きてから「平成」に入りました。私の人生の中で「平成」は目まぐるしい時代でした。
昨年のNHKの世論調査によると、平成という時代に当てはまるイメージについて尋ねたところ下記のような結果になっています。

NHK世論調査
 


NHK世論調査2018年9月~11月実施

確かに、世界的に見たら、日本は治安もいいし平和なのかもしれません。「平和ボケ」なんていう人もいまずが、私は「昭和」より慌ただしく危険なことの種類が変わってきたように思います。
反対に、「社会的弱者に優しくない」、「地域が助けあっていない」、「家族の絆が弱い」と思っている人が多く、私たちが生きていく上でとても大切なことが、何か足りない時代だったと感じている人もいることがわかりました。
でも、災害など予期せぬことが次々起こった時代でもあり、特に私たち東北に住む者にとって、東日本大震災は心にも大きな衝撃を与えましたが、そこから学んだ人とのつながり、相手を慈しむこと、生きていく上での教訓など、たくさんのことに気づかされました。新しい時代になっても、このことだけは、決して忘れてはならないと思っています。

また、どちらがいい時代か聞いた結果は、年代ごとに大きく違いました。

 


NHK世論調査2018年9月~11月実施

やはり、平成に生まれ、平成に育った世代は、「平成」がいいと思いますよね。
40代以上の世代は、日本が好景気だった時代を知っています。
日本では、戦後の昭和30年から50年の約20年にわたり、経済成長率(実質)年平均10%前後の高い水準で成長を続けました。
昭和39年には、東京オリンピックも開催されていますよね。

 

そして、昭和の終わりからバブル経済に突入します。しかしこの好景気も長くは続かず、平成3年にはバブルは崩壊し、「平成不況」と呼ばれる時代が続きました。
それにより、昭和から平成を生きた世代の人には、平成になったらあまり景気がいい時代ではなくなってしまった、というイメージが強いのかもしれませんね。
70代以上になると、「平成」を選んだ割合も少し高くなっています。
戦争を知っている世代ですね。
昭和20年の終戦を迎えるまでと、終わってから日本が復興するまでの激動の時代を生きてきた人にとっては、平成が戦争もなく平和であったことが、何より幸せなことだったのかもしれません。
私もポツダム宣言による降伏文書に調印したその場所に、行ったことがあります。

 


戦艦ミズーリの艦上で第二次世界大戦が正式に終結した、終戦の調印をした場所。

ハワイのオアフ島にこの戦艦はあります。

 

昭和を振り返る上で、歴史を知ることはとても重要なことだと感じたことを思い出しました。

 

みなさんにとって「平成」はどんな時代でしたか?
もうすぐ「令和」の時代がやってきます。
「令和」は、お互いを理解し、助け合える幸せな時代にしていきたいですね。
それができるのは、自分たち一人ひとりの小さな一歩から。
私もそうなれるよう、まずは家族にやさしくなります(笑)。