今日はちょっと偉そうなことを書きますね☆

皆さんは先輩など上の立場の人と麻雀を打つとき、

仲間内で打つときと同じように打っていませんか?

最近はネット麻雀の普及も手伝ってか、

個人競技のように独りよがりな打牌をする人が目立つように思います。

フリー雀荘で打っていて特に思うのですが、

もう、ああいう人とは打ちたくないな~という人は結構います。

フリーだともともと赤の他人なワケですからしょうがないにしても、

目上の人と打つ場合には守ったほうが良いマナーがあるので、

いくつか挙げてみたいと思います。


<配牌時におけるマナー>


自分の前の牌山は右斜め前方に出す。

⇒対面が取りやすいようにという意味ですが、さらに4人とも斜めに山を出すことで、手牌を置くスペースが広く取れるというメリットも。(また、牌山を6、5、6トンに分けて出すと、配牌を取り始める開門場所が分かりやすいですが、必須行為ではないです)


②自分の前の牌山にドラ表示牌がある場合、

嶺上牌(リンシャンパイ)を下ろしてからドラ表をめくる

⇒嶺上牌はリンシャンカイホウなど役に絡む重要な牌なので、

まずこぼれないように先に下ろすのです。


<打牌におけるマナー>


4つの風牌(東西南北)は下の立場の人の風牌から切り出す

⇒例えば、西家が部長、北家が係長の場合で、

自分の手に西、北があり、両方要らない場合、まず北から切りましょう。


既に1つ三元牌をポンされている場合、2枚目は勝負時に切る

⇒2枚目を鳴かれると周囲も迷惑に思います。コレは基本中の基本です!

2つ風牌を鳴かれている場合の3枚目の風牌も同様です。


ドラは超好形イーシャンテンか、テンパイ時に切る

⇒②と同じ理由です。


勝負牌を切ったらオリてはいけない

⇒特に②、③の牌を切って鳴かれた場合。無責任、ていうかカッコ悪いですね。

鳴かれたら勝負にならない牌は切ってはいけません!

フリーでは時々いるんですよ…じゃあ切るなっつの!って、フリーだからしゃーないんですが…


<オーラスにおけるマナー>


順位の変わらないあがりは禁忌

⇒最重要事項です!やったら最後、空気の重厚感が増大すること請け合いです。

しかし、下との差がほとんどなく簡単に順位をまくられてしまうという危険があれば止むを得ないでしょう。

また、最近のチップ麻雀では、チップ稼ぎという理由で許してもらえるかもしれませんね…


ダンラス者は極力おとなしくする

⇒中途半端に手を進めてトップ争いに水を差してはいけません。特に下家のチーに対して気をつけましょう。

役萬でも張りそうなら別ですが…



いま思いつくのはコレくらいですね。

特にネット世代のデジタルな方々にはいささか反感を喰らうかもしれませんが、

“麻雀は4人でやるものである”という基本をわかってほしいと思います。

もう3年位前のことになりますが、仙台市内のとある雀荘で短期間アルバイトをしたことがあります。

いつも通っている雀荘は抵抗があったので、電話帳で検索し少し離れた場所にある、

若干人気のない雀荘へ面接に行き、2,3回打って即、採用となりました。

ご新規さんなんてほとんどなく、常連ばかり連日1,2卓立っているだけの、寂しいとこでした。

時給は750円、ゲーム代、負け分は全て自腹。

点3と、点5があり、点5で負けがかさむと、その日のバイト代が立ち消えてしまうのです。

俺はほかにもバイトしていたので、マージャンがたくさん打てて、負け分をバイト代で補填できればいいかなという、

安易な考えで望んだわけですが、メンバーは若干ですが打ち方の暗黙のマナーがあるらしくて、

それが当時イケイケ麻雀をしていた俺にはなかなか辛いものだったのです。


メンバーの基本業務は、

①接客・飲食物の給仕

②本走(麻雀を打つ)・客の代走

③洗い物(ほとんどカップ類)

④卓や卓周りの掃除、牌磨き

くらいです。

俺ははじめたての頃はただひたすら本走をさせられました。

点5はウマが700・1300という不思議な計算(普通はワン・ツーで500・1000円)で、

ちょうど0点のラスを引いた場合、3万点返しなので

1500+1300(ウマ)+ゲーム代400=3200円の出費となります。

チップは一発・赤・裏ドラにつき、面前のみで一枚200円。完成(赤3)5枚=1000円。

つまりのところ、普通の点5より負けた場合出費がかさむのです。

カードとかではなく、現金での清算なのではじめに渡されたメンバー用アウト5000円が、

たった1ゲームで飛んでしまう場合もあります。

基本俺は貧乏性なので、1時間弱の間に数千円単位で現金が消えていくのは当時かなりのショックでした。


収支は合計90時間の勤務で3万円。時給換算わずか333円(ノ_-。)

でも、たくさん麻雀が打てて、お金が入ってきたのでとても晴れやかな気分だったのを覚えています。


で!そのマナーのハナシなんですが、

あくまでマナーなので、犯してしまったからといってチョンボ等になることはありません。

でも周囲の客からは津波のごとく批判されるのです(メンバーだって自腹で打ってるのに…)。

マナーは直接上司に聞いたわけではなく、なんとなくそうなのかと悟ったのですが、

一番大切なのは「モロ引っ掛けはなるべくしない!」だそうです。

俺は、あまりしないのでさほど苦痛ではなかったのですが、

一度1、2、3の三色で5を切ってモロヒリーチをしてしまい、

一発で客から出てしまって、あがらないのも悔しいのであがりました。

無論非難ごうごうでした(泣)。

上司のメンバーからのありがたいアドバイスでは

「(ロン!といい倒した後で)あれ?気づかなかったです~すみません~12000点です☆」とかわすのが旨いやり方だそうです(笑)

このアドバイスをくれた優しい上司にはほんと感謝しています。

彼はほかにも、「メンバーだからといって引っ込んでなくていいんだ。存分に勝て」

という名言を客の前でのたまってしまう凄い人でした。


1ヶ月の勤務の後、その雀荘には足を踏み入れていません。

いつか顔を出そうとは思っているんですが…

あの時の上司はまだ働いているのかな…

( ̄□ ̄;)おばんです☆

昨日、自分で書いたのを見返したら、若干誤解されそうな箇所があったので、

もう少し補足いたします。


>②自分がクズ手の場合、オリるなら現物や、安全そうな字牌から飛ばす。スジはむしろ危険牌のひとつと考える。

と、書きました。

これは、スジは危険牌だから必要以上に警戒したほうが良いというわけでは決してありません!

“オリる場合には簡単にスジを信用するな”

という意味です。

なので、スジの危険性を認識した上で勝負として切るのは全然構わないと思います。


あと、これは全くの経験上の(オカルト的な)ハナシですが、

引っ掛け待ちにも、引っ掛けにならない待ちにも両方テンパイとれる場合、

「引っ掛けにならないほうのツモあがり率が高い」です。

実に不思議ですがねΣ(・ω・ノ)ノ!


ではでは、また明日☆じゃーね♪