お亡くなりになってから
時が経ち
居ない生活にもなれてきて
だけど、クッションがゆきおちゃんに見える。
面影が、そこで丸くなってる残像みたいに。
確かに ここに居た

その空気感がまだ残ってる。

最後の日近づく時
顔がかたくなってきていた。

全身が硬直して、いきたえて

お墓をつくった
デイジーを植えた
お花が大好きだった ゆきおちゃんのために
ひとつ枯れてきて
全部ピンク色だけど。薄ピンクのデイジーが
枯れてきて 父が ゆきおちゃんがひとつ花持って行ったんだって
ありがとう ゆきおちゃんの気持ち
受け取って虹の橋渡っていったのかな

写真が恋しいし
虚しいし
居ない 触れないのが 寂しい

また
猫の居る生活がしたい

でも、両親は 家族で出かけたりできなくなる
そうなんだよ