怒涛の検査続き
入院2日目~3日目の記録です📔
=2日目=
6時過ぎに起床
入院中にやろう!と思ってた
スキルアップのための通信教材📕
でも昨夜は疲れて寝てしまった。
本日最初の検査は心カテ。順番は2番目。
朝食は半量摂取可→普通食に戻ってた
美味しくいただきました
10時頃
連絡があり、看護師さんと共にカテ室へ
右心カテーテル検査
心機能の評価目的で静脈にカテーテルを
挿入して右心房、右心室、肺動脈などの
圧の測定や心拍出量の測定を行う。
それに加えてVADを装着しているので
現在設定されているVAD回転数を評価し、
調整を行う検査となっている。
Aライン(動脈ライン)
観血的血圧測定で動脈にカテーテルを留置
することで持続的な血圧測定や脈などの
血行動態の把握が可能になる。
また、血液ガス分析(通称:血ガス)のための
動脈血の採血が迅速になる。
※血ガス→血中の酸素や二酸化炭素の値やPHなどが
測定できる。パルスオキシメーターで簡易的に
測定できるものは酸素飽和度(SPO2)と脈拍のみ。
抜去後は長時間の圧迫固定が必要となるため
食事は食べやすいように串刺し食などが
出される。
注:VADに関するカテーテル検査での簡単な説明のみ
右心へ入れるためのカテは右頸部~挿入。
Aラインを入れる予定だったけれど、
前回の検査で数回穿刺するも入らず断念
今回は反対側の左橈骨(とうこつ)動脈~穿刺
する予定だったもエコー上、細くて針の方が
太いらしいということでまた断念。
頸部~カテ挿入のみに。
そしていつものように局麻をして穿刺して
いくんだけど…痛~~い我慢強いはず
なのにかなり痛くてぐいぐい押し込む
穿刺位置が微妙今までで一番痛いかも…
今日は主治医の👨⚕️先生が午前中不在で
知らない先生がやってくれてるんだけど……
まぁ何も言わず耐えたけどね💨
なんとか痛い所は乗りきった
カテ自体は何度もやってるから流れも
慣れっこで、いつものように指示通り
何回か息を止めたりしてVAD回転数の
調整が行われていく。
カテ中、Dr.同士の会話が聞こえてくる
「PIイベントが多いのは…」
「右心の動きが悪くて徐脈なのは…」
「強心剤を使った方がいいのか…」
「う~ん悩ましいですね~」
なんだかよろしくないのかな?
なかなか不安になるような言葉達だけど…
結果を聞くまでは分からないからな
心カテが終了し車椅子で病室へ戻ったのは
11時30分頃
昼食が来た!心臓食の串刺し食・・

と心に誓ったのでした…!←ワガママ
13時~
リハビリ室へ行き筋力測定と6分間歩行、
認知機能のテストなどを行った。
頸部は枕子(ちんし)で圧迫固定されてたけど
力入れたら出血しそう…INRは低めだけど
40分程で終了し病室へ戻る。
少ししたら👨⚕️先生が心カテの結果を伝えに
来てくれた。
⇩
・もともと右心不全があり、脈圧も弱く
右心に負担がかかってしまっている。
・心カテ中も脈拍は20~50代だった
(エコーでは60回の時もあると…)
Afはなさそう。
・心拍出量やその他の数値は前回と変化ない
ため、回転数は5000回転のままでいく。
・心臓がもう少し動かせるように朝夕で
内服しているカルベジロール10㎎(5㎎×2)
→アーチストに変更し、5㎎(2.5㎎×2)へ
減量して様子をみていく。
・頻脈や血圧上昇がなけれは経過をみなから
アーチストを中止していくかもしれない。
この方法がダメならもう2種類ほどは
試せる内服薬がある。
との事。
脈拍が20代って…思わず聞き返してしまった
恐ろしい数字だけどそれでも循環が保てる
VADって凄いな~自覚症状ないからね
もう1つ、カテとは別件で昨日撮ったCTで
気になるところがあると…
⇩
ポンプから出ている送血グラフトの大動脈に
繋がっている(縫ってある)部分に瘤らしき
ものが見えるが、はっきり分からないため
造影剤を使用してCTを撮る
(瘤なら血流があるから造影で映る)
との事
検査が増えたし、瘤って何よ~
15時~
実技テスト(チェック)のため臨床工学室へ。
担当CEさんと個室へ行き今日のカテ結果を
報告した。
CEさん曰く、、
「ペースメーカーもそうなんだけど、
心臓って使ってあげないと休んじゃう所が
あるんです。みかんさんの心臓もVADが
入っているから、休んでしまってるかも
しれないですよね~」と
私の心臓は怠け者なんだな…きっと
そんな話をしながら、一年前に実施した
実技テストと同じような流れで色々な質問や
器機の取り扱い方法、アラームの対処方法、
緊急時の連絡方法なんかをチェック。
アラーム事例の対処時に3つ目を30秒程
考えてしまったけれど、なんとか対処
30分近く行い、全て終了した後
「完璧!」とのお言葉
私的には間を開けずに対処したかったけど
病院連絡のやり取りの仕方で少し補足して
もらったぐらいで、あとは何とかできた
暇な時間にやった筆記テストも渡して…
16時前に病室に戻った。束の間の休息・・
16時30分
骨塩定量と造影CTの検査に呼ばれた。
骨塩定量検査は骨密度をみるため。
去年2月~10月までステロイド服用して
いた時から使用している骨粗鬆症予防の薬
「ボナロン」が中止できるかどうかを
判断するために入っている検査。
台に乗って横になり少し足を広げた体勢で
左右の大腿骨頭部を撮影。
5分もかからず終了し、次は造影CT。
すぐに呼ばれ、造影剤注入するための
ルート確保。造影剤が全身を駆け巡るあの
熱くなる感覚は気持ち悪いよね~
予定されていた検査が全て終了
病室に戻ったのは17時過ぎだった。
夕食前に循内の主治医👨⚕️先生がきて
検査結果の報告
⇩
骨塩定量検査は問題なし→ボナロン中止
造影CT→瘤らしきものは見当たらない
大動脈になんにもなくて良かった
ホッと一安心
夕食はまた味気ない串刺し食をいただいて…
夜は追加分の薬を仕分けしたり、
携帯いじったり、テレビ見たり・・
あっという間に消灯時間
その日の夜はかなり眠りが浅くて…
何度も(5回くらい)目が覚めた
=3日目=
寝不足で身体がダルい・・
疲れてるはずなのに眠れないなんて
朝食を楽しみにしてたのにまた心臓食に
戻っていたという仕打ち
笑
9時過ぎまでにベッドを空けるため、
さっさと荷物をまとめる💨
9時頃
旦那さん登場!2人で栄養指導を受ける。
いつも同じ管理栄養士さん
今回の指導は…
体重が入院前に戻ったので
「これからは気を引き締めて!」との事。
太ったわけではなく、今が生活に必要な
筋力がついてベストな身体の状態。
これ以上増加=太った分
なので、
適度な運動をしてこの状態をキープする事!
なるほど~
入院前の体重より1.5kgぐらい多いから
少し減らしたいなぁ(脂肪分を)
これから運動しやすい季節になるので、
さぼってたウォーキングをまた始めよ~
気負わずに無理しないように体調と
相談しながらね←と言って甘やかす
そんなこんなで怒涛の
2泊3日の検査入院は終了~!
無事に終わってよかった
勉強のほうは・・結局何一つできずに
終わったのでした
家でコツコツがんばるぞっ