2020年の闘病記を基に綴っていますクローバー


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転院当日

この日は私の誕生日口笛

午後から雨の予報。
向こうの病院に着くまでもつかな~?
少しだけどんよりした空曇り

私の心は新天地へ向けて
わくわくしていた音符


夜勤明けだった看護師さんが採血の時に
「あの大変な時にあの精神状態でいられて
本当に凄い!看護師の方が救われたんじゃ
ないかなニコニコ」と言ってくれた。

この4ヶ月を振り返ると大変だったけど、
貴重な経験をさせてもらったと思ってる。
患者さん側の気持ちをより深く理解すること
ができた。

看護師さん達とは色んな話をして
勉強になったことが沢山あるしキラキラ

ちょっと弱音を吐けなくて強がっていた所も
あるけど、もともとこの性格だからね口笛
信頼関係は築けてたかなブルー音符と思ってる。


10時半頃に病院を出発する予定だったので
朝からせっせと荷物をまとめる。

かなり荷物が多いので、持っていく用と
家に送る用で分けていたら旦那さんがきた。

送る用の段ボールを台車に乗せ、退院手続き
をしがてら院内コンビニで宅配便を送って
もらいにいった。

旦那さんが持ってきてくれたスーツケース
に荷物を詰めていく。
HM3の機器もあるからかなりの大荷物あせる

そんな事をしていたら、日勤看護師さんが
仕事の合間に代わる代わるお別れにきて
くれたので、お礼をしたり写真を撮ったり
わいわい過ごす事ができた照れ


PTのKさんもチラッとお別れに来てくれて
上手くは伝えられなかったけどお礼したよ!
離脱か移植悩んだ時に色々アドバイスを
くれたり、リハ時の何気ない会話も
退屈な入院生活を楽しくしてくれて
本当に心救われたおねがい


あ~もうみんなと
お別れしてしまうんだなぁショボーン

転院できるってとってもいいコトなんだけど
やっぱりちょっとだけ寂しい気持ちが・・



転院はS先生が一緒について行って
くれる事になっていた。
コロナ渦でどうやって転院するのか色々検討
してくれた結果、この病院から大阪駅までは
病院のドクターカーで行き、大阪駅から
新幹線で転院先へ向かう事になった。
歩いていくためにリハビリも頑張ったし、
大阪駅で駅弁購入許可をだしてくれたので、
もうプチ旅行気分で楽しみにしてたむらさき音符

旦那さんが戻ってきたのでドクターカーの
待っている一階へ向かう。

途中、ステーションにいた看護師さんや
短期間だけど関わってくれた先生にお別れの
挨拶をした。主治医のK先生が合流して
一階までお見送りにきてくれた。

K先生には転院の事で沢山お世話になったおねがい
忙しい中でもちょこちょこ訪室してくれて
話をしたり、私が自宅へ帰れるよう色々な
方法を考えてくれた。
転院前に病室に来てくれた時、
「何かあったらいつでも相談にのるので、
連絡してくれて構わないですよ!」
と言ってくださった。
まだ移植の事なんかの不安も残っていたから
そう言ってもらえて心が軽くなったむらさき音符

私と旦那さん、S先生が車に乗り込んだ。
最後にK先生にお礼を言って出発した。


車内では旦那さんがS先生に弾丸トーク?
社交的過ぎて少し困り顔の先生だったり爆笑
楽しく話をしながら大阪駅に到着。

車から降り、荷物をもって駅の建物内へ。
大荷物だから先生にも持ってもらって
なんだか申し訳ないのに、
「大丈夫ですよ~」と。優しすぎるえーん
荷物を下ろして、旦那さんは新幹線の格安
チケット売場を探しに行った。

でも一向に帰ってこない・・途中電話があり
「どこ歩いてるかわからない・・」と
もう新幹線の時間も迫ってきてたから
帰ってくるように言った。

窓口で普通にチケットを買って戻ってきた時
には新幹線出発予定の数分前汗
方向音痴にも程があるさ真顔あせる
乗り遅れてもいいように予定組んでいたから
余裕みて早めにきておいてよかったえー

出発まで30分程あったので・・次は駅弁むらさき音符
ふらふらとお店を探しているけれど、
コロナ渦で開いてるお店があんまりない・・
下調べで狙っていた神戸ビフテキ亭のお弁当
も見当たらないガーン

お肉がどうしても食べたかったから
よーく物色して牛タン弁当を買うことに!
そしたら先生が自分のを購入するついでに
私のお弁当も持ってるびっくり


「みかんさん4ヶ月頑張ったから!」
「誕生日だからって病棟のみんなからも
言われてたんですよ~」
とニコニコしながら言ってくれたので
ご厚意に甘えてしまった照れ


とっても優しい先生キラキラ
最初に出会った時に、少し頼りないのかな?
なんて思ったけど、そんな事なかった!
患者さん思いのその優しさに助けられたニコニコ
S先生が担当医で本当に良かったむらさき音符


改札口を通りホームへ。
少しだけ待って乗車予定の新幹線が到着した
ので乗り込み・・



新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中出発新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前


旦那さんとは植込み術以来だったから
バカ話しながらたまに外の景色を
楽しみながら過ごした。

そして駅弁タイムお弁当キラキラ
4ヶ月ぶりの外食!
やっぱり味は濃く感じたけど、
とっても美味しかったハート




そして目的地の駅に到着!
転院先の病院までタクシーなんかを駆使して
移動車💨💨


病院に着いた病院
ここがこれからお世話になる病院かぁニコニコ

職業柄色んな病院をみるのが好きなので
違う意味でわくわく音符

中へ入り、受付を済ませてしばし待つこと
5分・・



白衣を着たDr.らしき方が来てS先生と
挨拶を交わしている。
そしてすぐに入院予定の病棟まで案内して
くれた。
病棟へ上がってステーションから別の先生が
出てきてまた挨拶・・私の引き継ぎのため
S先生とは一旦別れて病室へ。


心配していた部屋はトイレ付きの2人部屋
モバイル電源ユニットのままでもトイレに
行ける!

よかった爆笑

すぐさまバイタルとったり、採血したり、
アナムネとったり・・MEさんと話したり



外科Dr.と看護師さんが処置の回診車で来て
ドライブライン部の処置を行ったり・・
慌ただしい感じあせる

旦那さんも事務に手続きに行ったり
荷物の仕分けをしてくれたりした。

色々とやっている途中、S先生が来て
「これで僕は大阪に戻りますからね!
みかんさん頑張って下さいね!」と。

私も色々やっている途中だったから
「はい!先生ありがとうござました!」
とだけしか伝える事ができなかったえーん

もう少ししっかりお礼をしたかったのに・・
最後にちょっと心残りが残ってしまった汗
先生も今からまた大阪に帰らなければ
いけないから大変だよね。

これで大阪との関わりはなくなってしまった
なぁ・・
沢山の事を経験して乗り越え、
密度の濃かった大阪での4ヶ月

関わってくれた全ての方に感謝感謝ですハートのプレゼント





その後は心電図やX-p検査をするために
車椅子に乗車真顔

ん?
歩けるけど・・?

聞いたところ、どうやらこの病院ルールでは
筆記テスト合格で病室内フリー
実技テスト合格で病棟内フリー
となってるみたい。

前の病院で講習受けただけの私は、
ベット上安静ガーン
トイレ時は看護師さんを呼ぶとの事・・

安静度が逆戻りしてしまった滝汗あせる

え~~~えーん
仕方ないけど・・

どうにか駄目ですか?
って思わず聞いてしまったあせる


MEさんは、、
向こうの病院で講習を受けてきているから、
ここでの講習はなしで筆記テストを早めに
してくれるとの事。受かったら実技も早く
してくれると言っていたのでちょっとだけ
我慢するか・・って感じショボーン


病院ルールには従わないとねえー
テスト頑張るぞ~!
まとめたテスト対策を読み込まなきゃグー



車椅子に乗り看護師さんも同行してくれて
検査室のある階へ行くんだけど、迷路状態で
覚えられるかとても不安だった。
旦那さんはもっと覚えられないんだろ~なてへぺろ


検査を済ませて帰りにコンビニへ寄って
もらい、いつものように飲み物をたくさん
購入して病室に戻った。


もう夕方近くになったので
旦那さんは帰宅した。


忙しい1日だったなぁ・・
長距離移動も頑張ったし、疲れた~!
まだ転院したばっかりだけど慣れるかな~?
先生や看護師さんの顔と名前覚える
自信ないなぁ~あせる
これから退院に向けたプログラムが始まる
けど、どれくらいで帰れるかな~?


でもいい誕生日を迎えられた誕生日ケーキ
ケーキはなくても、牛タン食べれたし照れ
あらためて自分におめでとう拍手


そんな事を考えているうちに疲れていたので
すぐに眠りについたこの日なのでしたお月様