お立ち寄りありがとうございます。



ダウン症のある、三人娘の末っ子のうーたんは

今11歳。


過去を振り返ったり、

今を見つめたりしながら、

ブログ、時々書いてます。


母目線と保育士目線、

行ったり来たりしてしまいますが

ご容赦くださいウインク




 現在日記



皆さんは、こどもに、


自立して欲しいですか?

自立して欲しくないですか?


そもそも、

自立って

なんだと思いますか?


自分で立つ。で自立。


障がいがあったり、

何かしら、今の、自分たちが属する社会では

生きづらさ  をもっている人

にとっての

「自立」。


生きづらさは感じてないよーという人にとっての

「自立」。


パッと見では、

ちょっと違うようにみえるかもしれないんだけど、


どちらも、大まかに考えると

根本的には、おんなじだと思うんです。


人は、

決して決して

一人では生きていけない存在。


だから、

自分で立つだけでは

決してできないわけで。


子育てしてる人はほとんどの人が、

わが子が

自立できるように、っていう願いをもって

育ててると思うんですよね。


でも、障がいがあるお子さんを育てている知り合いの中には


うちの子に自立なんて無理。

だから、守られた安心な場所で生きていってくれたらいい、

とあきらめている方もいらっしゃるんです。。


確かに

籠の鳥のように

守って、狭い社会の中で育てていくのは確かに安全で安心。

子どもも広い世界をしらないなら

それはそれで幸せなのかも?


でもでも

自分が亡き後も

その幸せがちゃんと一生続けてもらえるのかは疑問。

自分が長生きしたとしても

それを続けてあげられるのかも疑問。


うーん。


社会の荒波の中で

自分らしさを見つけて

幸せに生きていくって


障がいがなくても

難しいことなのに


障がいのある子が

出来ることなのかも

正直わからない。


何が幸せなんだろうなぁ

……。

そもそも幸せって

なんだろ???


どんどんわかんなくなってくる時がある。



でも



これは私の勝手な思いだけど



自分のやりたいことや

行きたい場所

会いたい人

食べたいもの


そんな

自分の欲求が

自分の中から湧いてくること。


それが大切だし

それが、幸せだとおもう。


その欲求が

小さなことでも

かなえられて


嬉しい!

やったー!

って思えることが

幸せ。


それで

こんどは、これをやろう

ここへ行こう

これ食べようって

楽しみにできることが

幸せ。


幸せは

自己実現?

それは

自立から生まれるもの?



違うのかもしれない。

その一部なのかもしれない。


でも

やっぱり


自分に

選択肢があり

選択権があることって

嬉しいことだと

思うんです。


できる、できないは

まわりから決めつけられたくない


結果がどうであれ

自分がやりたいか

やってみるか

どうか。


そして

人から決めつけられるのではなくて


YESを言う権利

Noを言う権利

選ぶ権利


それが当たり前にあることが

子育ての上でも

とても大切だと感じるのです。


人から決めつけられることに

慣れさせたくない。


自分の欲求を表現することが

尊重される環境。


もちろん

それがかなえられるのかどうかは別問題で


かなえられるときもあれば

かなえられないときも

両方あった方が

絶対いいことは

間違いない。


選択する自由が

自分にある状態で育つことが

大切なんだと思うんです



話がちょっとそれましたが



それで

うーたんの自立の話に戻しますが


そう

療育先をどこにするかという点で


この【自立】を

どう考えていくかが


どこを選ぶかで

大きく変わってくると思っていて。



私は

うーたんに

大人になった時に


仕事を選ぶ権利を

与えてあげたいって

シンプルに思ってるんですね。


もちろん

できる能力のなかでの話ですが


それでも

選択肢は広い方が

絶対いい!


これしかないっていう状態だけは

作りたくない。


それで

今のうーたんにいちばん身につけて欲しい

その近道になる力は


移動できる力。


人に付き添ってもらわなくても

目的地へ行ける力。


幸い、うーたんは

自立心が高く

何でも自分でやりたがる性格。


今、そんなやりたがる気持ちがしっかりあるうちに

自分でなんでもやらせてみるのが大事!

今がチャンス!と思って


少しずつ

チャレンジしてきました。


前に行っていた療育先では

同じ気持ちで育ててくださっていたので

協力してもらいながら

自分での移動を

すすめてきました。


何度も

わたしも、デイのスタッフさんも

うーたんを尾行したりしつつ

自分で移動することを育てるために

あれやこれや

色んな楽しい案を考え

実行していったんです


でも、そのデイがなくなってしまった

今まで頑張ってきた、そのチャレンジを

継続していきたい。


でも


知的障害のある

ダウン症の女の子がひとりで

公共の交通機関に乗ってどこかへいくことを

推奨するような

療育の施設は

なかなかないんですよね。。。


そりゃそうだわね。

なんかあったら

こまるもん。

命の保証だってできない。


あきらめるかー、

家庭だけでがんばるかーと

諦めていた矢先。


あったんです!

同じ思いを持っているところが❣️


ありがたや。

ありがたや。


自分で電車で通うことを

応援してくれるところが2つも!!



そんなわけで、


放課後デイサービス探しの旅は

落ち着きそうな予感です。


また

書きますね。