振り返り日記


    

お立ち寄りありがとうございます。



ダウン症のある、三人娘の末っ子のうーたんは

今11歳。


過去を振り返ったり、

今を見つめたりしながら、

ブログ、時々書いてます。


母目線と保育士目線、

行ったり来たりしてしまいますが

ご容赦くださいウインク




今現在、11歳のうーたんの過去を振り返って書きます。



うーたんが生まれて、


ダウン症かも    …


から


やっぱりダウン症確定!


ってなって、


本とかネット検索とかから、


ダウン症についての情報を


たくさんたくさん


集めた。




その沢山の情報の中から、


最も、気になったワード。


それは、


『早期療育が大切です。』

という、

なんとも威圧感のある、


親を焦らすワード!!驚き




上のお姉ちゃんの赤ちゃんの時には、


お母様!、今の時期から良い発音の英語を学べる環境を整えることが最善です!


天才児はお母さん次第!


お母様!絶対音感は、6歳以降にはつけることができません!早いスタートが大切です!


みたいな、

親を焦らすワードをたくさん浴び、


新米ママだった私は、色々悩んだのを思い出す。


世の中には

テレビでもネットでも育児本でも


子育てはこうあるべき


というものが溢れているから、

それが、真面目なママたちを悩ませる。


たくさんの情報の中から

どれを選択して、何を取り入れるかが

一番難しい。




ダウン症児の場合は、

そっか、早期療育なのか。。。


焦る💦💦叫び


この、寝てばっかりのうーたんおやすみ


何をしろとはてなマーク





凄い難関をくぐり抜けて、

奇跡的に

この世にうまれてきたんだから、


障がいもあるんだし、


のんびりゆったり

私とうーたんのペースで


育っていけばいい🍀*゜


と思ってたのに。。。


なんと、

カナメは、

早期療育となガーン






 ここからは現在日記です



この、10年前、威圧感をとても感じた

早期療育というものについて、

10年育ててみて、実際どうだったのかを

今の時点で、ザッと考察してみようと思います。


これは私の三人の娘たちのママとしての子育て経験プラス、

お仕事として、

幼稚園教諭、

児童発達支援の児童指導員、

リトミック教室講師、

保育士、

療育通いの経験から


私が勝手に、考察した内容なので

ひとつの意見として見ていただけたらと思います。




早期療育って何?結局何をすれば良いんだろう?


療育と発達支援は、ほぼ、同じ意味を指していることが多いです。


最も短く要約されている文章をちょっとおかりしてくると↓↓↓

児童発達支援は、障害のある子どもに対し、身体的・精神的機能の適正な発達を促し、日常生活及び社会生活を円滑に営めるようにするために行う、それぞれの障害の特性に応じた福祉的、心理的、教育的及び医療的な援助である。


『早期療育』と聞くと、

イメージ的に、


人よりも早めに、

色々教えないといけない


と思ってしまいがちですが、決してそういう意味ではないです!!


その時その時に

必要な支援を受けてくことが大切なのであって、


早めに教えるということでは決してありません。





  ねんねの頃にできる発達支援(療育)


定型発達の子も、障がいがある子も、結局根本的に、やるべきことは同じだと思います。


赤ちゃんにしてあげられることは、

不快を快に変えること。

それにつきます。


そう、当たり前のことを

少していねいにやっていけばいい。


お腹がすいたら、「おなかがすいたね。」あかちゃんの気持ちを大人が表現してあげて、お腹を満たし、「おいしかったね。おなかいっぱいになったね。」


オムツがぬれて気持ち悪くなったら、「おしっこがでたね。」「気持ちよくなったね。」


全ての動作に、目を合わせて、意味付けしながら、赤ちゃんに関わっていくこと。




サムネイル

わたしが、泣いたり、声を出したり、体を動かしたりすると、誰かが来て私に話しかけて、気持ち良くなる♡

なんて素敵な世界なんだーー♡

赤ちゃんがこの世界を、

楽しい、いいところだなーと思えるように、関わっていくことにつきると思っています。


そういうふうに育った赤ちゃんは、気持ちが前向き。

明るく前向きな気持ちの赤ちゃんは、発達も促進されていくのです。


それは、

すべての発達に繋がっていくに違いありません。

もともと持っている能力を

最大限に発揮してもらう為には、

赤ちゃんが、生きること自体を、楽しめるようにサポートしていくことが大切だと思います。人は楽しんでいることは学びになります。


また、好きな物、好きな人からは学びたいと思うのが本能。好きな人の【まね】が学習のはじまりなのです。


だから、赤ちゃん時代にできること、それは、赤ちゃんがこの世に生まれてよかったなーと思えるように、温かい関わりを持つことが何よりも大切。


そして、ちょっとプラスアルファで、いっぱい触れてあげること。


赤ちゃん体操とかベビーマッサージとか、他にもリハビリのやり方は色々ありますが、ねんねの頃には、細かいノウハウを気にするより、とにかく優しく触れることが大切。


顔も頭も口も手足も。手のひらも手の指も足の裏も足の指も。ダウン症のこどもたちには、鈍麻な子も、敏感過ぎる子もいます。どちらにしても、触られることで、良い効果があります。


手のひらや膝や足の裏に関しては敏感なあまり、物を触ったりハイハイしたり、立って歩こうとする時になってから、その敏感さが邪魔をしてしまうことがあります。

だから、ねんねの頃から、何かに触れることに慣れておくとそのつまづきを回避することができます。


口の中も同じで、感覚が過敏なあまり、離乳食を始めるときに、口の中に乳首以外のものを入れることに強く抵抗するあかちゃんもいます。だから、口の中も、小さな頃から、清潔にしてから刺激を与えてあげることは大切です。


【色々な刺激に慣れる】ことが、良いのです。


兄弟がいると、いつの間にか刺激を与えてくれたりしているので、得ですね!もしも兄弟かいないのなら、親が刺激を意識的に与えてあげることが必要です。


そして、ママの心が安定できるように、サポートしてもらえる人や場所を見つけていくことも必要です。




結論!!



要するに大切なのは


★赤ちゃんの要求に答えること。

★いっぱい触れて、刺激を与えること。

★ママの心の安定の拠り所を見つけること。



この三点です。