お立ち寄り

ありがとうございます!

いいね  や  フォローも

ありがとうございます!!


現在10歳

ダウン症のあるうーたんの


赤ちゃんの頃を振り返って

書いてます。





振り返り日記【3】


やっぱりダウン症かも。。。

モヤモヤした気持ちを

おさえられなくなってきた私は、


まずは、パパさんに打ち明けてみた。


もしかしたら、上の2人となんか違うなー、

って、何かあるのかなって

パパさんも思ってるかもしれない。


勇気を出して、

何気ない素振りで

(心の中は不安でいっぱいだったんだけど)


「ねぇ、この子、ダウン症かもしれないなって思うの。」


って。


パパさんは、なーーんにも

思っていなかったらしく、


「ええ?!そうなの?!わからなかった!」


みたいなことを言ったような

……。


実は、

その辺のところを、

日記に残してなかったので、

詳しいことが思い出せないんです。


人って上手くできていて、

すごく辛かったときの気持ちや感情は、

薄れるようにできている。って感じる。


何かをきっかけに、ふと、その心の奥底の引き出しが開くこともあるのかもしれないけれども、


思い出そうと思っても

思い出せないこともいっぱいある。


思い出しても、

そのことで再び傷つかないように


靄(モヤ)がかかった感じというか……。



とにかく、

パパさんは驚いて、え?!え?!

ってなったけど、

でも、だからって特に大きな動きにはならなかった。


それがなんとなく救いだったような。



自分の母にも、


何気ない素振りで、

打ち明けてみた。


母は、もともと、どっしりかまえた人なので、

思った通り、

全く、大騒ぎしないでいてくれた。


そう、

ここで大騒ぎしたところで、

何も変わらないことを知っているから。



とりあえず、

2人に話せたことで、

少し心が軽くなったのを

覚えています。



今思うと、大騒ぎはせず、

でも、

そっと支えてくれた家族に、

感謝しないといけないな。

とても救われました。







そして、看護師さんに勇気を出して、

聞いてみた。



いつもニコニコしてる明るい看護師さんに。




「染色体異常の検査を受けた方がいいですか?」





声を振り絞って聞いたことは、よく覚えている。




すると、

いつもニコニコの看護師さん、

突然とても真剣な表情になって、


一呼吸おいて、


「先生が、提携してる○○病院に連絡をされているので、もし気になるようでしたらそちらで検査をしてください」


と仰った。



頭の中が真っ白になった。






やっぱりか。。。。


もう、連絡してあるんだ……。



ほぼ、その時点で

確定。



あかちゃんを取りあげてくれた先生は、

何千人ものあかちゃんをみてきた

超ベテランの先生。


その先生が、

既に大きい病院に連絡を入れている。



これは、

確定だな。



その時、

私は、

心に確信して


カクゴを決めた。





どうしよう。。。





だけど、

どうしよう、なんていっても

どうしようも無い。



カクゴきめて、


向き合え、自分!!!


落ち込むな、自分!!


前を向け、自分!!



奮い立たせた。