たった今、PCR検査の結果を連絡いただきました。陰性でした。

いちばん最初に感じたのは、どうしようもなく、やはり、安堵です。

 

お世話になったのは かかりつけの内科で、

そこでは、わざわざ別の出入り口を作って高熱外来を設け、

診察から会計まで全て個室での対応をされています。

個室はその都度消毒。

手袋、エプロン、キャップなど全て、わたしひとりのために着用し、交換。

時間だってかかるし、神経だって使うでしょう。

もう本当に、頭の下がる思いです。

 

 

そして、

診察を受けると決めるまでの、いろんな不安を、思い出しました。

 

そもそもが他人と接触もわずかで、できる限りではあるけれど

予防手段はとっていた。

「陰性の確率は、高いと思うよ?」「それでも受診するの?」

「けど、スーパーで買った品物全部を除菌シートで拭くまでは、してない…」

「病院にかかったら、ただでさえ大変なところにさらに負荷かけてしまうやん」

「けど、受診しなかったら、高熱を隠した事になりはしないか?」

「陽性が出たら、近所のスーパーやお弁当屋さんに、迷惑かかるのでは」

「いや、だったら余計に、検査してはっきりさせなきゃ」

「検査受けないままでいて、この後急変することもあるかもだよ?」

と、

ものすごく、迷ったんです。

 

いや、38度超えなら、診察受けようよ自分!(冷静になった今なら言える。)

 

 

 

誰かから、

「そんな程度で病院の手を煩わせるの?」

「そもそも、予防が不完全だからこうなったんでしょ」

と、責められるような気がしていました。

 

誰かって、誰だ?

 

 

結局これは、私の内部に潜む声。

自分に向けたその声は、

くるりと翻って、他人に向けてしまいかねないものなんじゃないかな。

それは、恐ろしいことだよ。

自分だって、自分のことをよく分かってはいないものなんだ。

 

 

 

熱は現在、ほぼ平熱です。高熱の期間は3日間ほどでした。

頭痛と咳、喉の痛みは、少し残っています。

いずれにせよ、経過観察は続けますし、わたし自身は

(検査結果がどうであれ)完全にウィルスを持たないとは断言できないので

来週いっぱいまでは外出せずに生活します。

 

不安と苦しさを、どこかに吐き出したくて

ここに書いてしまった。

ご心配くださった皆様、ごめんなさい。ありがとうございます。