記録。「もっともっと自分だけになって」 自分勝手に。 きみの言ってることはいつもわけがわからない。 焦らしたわけではなく、もっともっともう少しと求めてくるのが可愛くて 楽しんでいるのだと 堪能しているんだと勝手に解釈していた それでこのありさま。 水を得たらもう、水のないプールでは泳げない。二度と。 それを、それだけを、気の毒に思う。 気の毒に思うよ。 きみの思い出がぼくだけのものになった日を、記録しておく。