ずっと怖かった。

 

いま、仕事を休んで半年以上が過ぎた。

戻れるか、使い物になるか、他の仕事ができるか?

休んでいることに、(誰に対してとも言えない)罪悪感がある。

 

休みに入ったとたん、むしろ体調は崩れた。

ちょっと出かけたら翌日寝込み、1日無理したら一週間寝込み

インフルエンザの予防接種でも一週間寝込んだ。

すぐに熱を出す。熱が引いた後は必ず歯茎が腫れる。

休養、栄養、ときに通院。

これといった病名はつかない。せいぜい、風邪でしかない。のに。

なんでこうも使い物にならない状態が続くのか。

体調がなかなか戻らないことに、つよい罪悪感がある。

 

休まずに、気を張って、むしろ動く方が元気でいられるのではないか?

NO。

ずっとそうしてきて、それでもうこれ以上は無理だというところまで来たんだ。

なのに思う。

一生、倒れるまで、ずっと気を張っていればよかったんじゃないか?

そうするべきだったんじゃないか?

そんな罪悪感。

 

生産的でないこと、前向きでないこと、積極的でないこと。

反省した。

よかった!じゃ、明日から全て治るね!

…なんて、そんなわけない。

反省って何だ。それは悪か?

悪だとするなら、そうね、やめよう。生産的で、前向きで、積極的でいよう。

決心した。

よかった!じゃ、明日から全てその通りになるね!

…なんて、そんなわけない。

 

結局、なにか行動をおこすなら、健康を取り戻すことからだ、と。

結、局、そこに戻る。

 

仕事に戻れなくても、戻って使い物にならなくても、他の仕事ができなくても、

誰も、怒らない。

わたしは何が怖いんだろう。

 

怒ってるのは私自身で、つまり全世界なのだ。

 

でも、自分自身は怖くない。

何をしでかすかわからない、何をしてくれそうもない、信用のできないこの自分を、

わたしは、なんにも怖くない。

ふしぎ。

 

今日もしっかり食べて、薬を飲んで、よく眠って、

こころを、震わせつづける。

怖くても、

何が怖いかわからなくても。

できれば、頑張って笑う。