ゴールデンウイーク最終日。
朝一番の映画『美女と野獣』を
観てきました。
映画としてステキな仕上がりでしたね。
ミュージカル要素が強く楽しかったです。
ですが、やはり私は原作派です。
わたしが小学生のころ
父親が勉強になるであろうと
名作全集を購入してくれました。
いまは実家が火事になったので
すでに現物はないのですが
ネット検索したら出てきました!
泣きたくなるほど懐かしいです。
この中の『美女と野獣』大好きでした。
まず、登場人物が人間臭い。
『千と千尋の神隠し』で
神さまの食事を千尋の父母が
食したことで豚になってしまったとき
「え~普通食べる~??」って
思ったんですが
ベルのお父さんも同じで
城の住人の食事であることが
濃厚なのにシラっと食べちゃう
子ども心に人のもの食べちゃダメだよ!と
思いました(;^_^A
そこが問題なのかと思いきや
ベルのためにとバラを摘んだことが
ことの発端になるという意外な展開。
起承転結の中で
わたしの中の最大要素は
『バラ』と『鏡に映った衰弱した野獣』
ベルがバラさえ頼まなかったら!と
家族中からめちゃくちゃ非難されます。
キャンディキャンディのイライザ的な
お姉さまたちに!
(わかる人は同じくらいの年代かな?)
今までだって何か問題あったら
ぜ~んぶベルのせいにしてきたはずだし
それ以降もベルのせいにするんでしょ!
と、読み手に十分想像させます。
それだけでベルのしあわせを
願わずにはいられない自分の存在に
気が付いていくわけです。
物語クライマックス
『鏡に映った衰弱した野獣』
これを見たベルは、
いてもたってもいられなくて
野獣のもとへ戻るんです。
読み手からするとお約束、
王道の流れで結果も
ほぼネタバレなのですが。
物語だと
野獣が王子様に戻ったときの外見を
自分の好みの男性像で
想像することができるのがやはりいい
原作はディズニーのものと違って
暗の部分が強いけれど
キレイさだけを強調していなくて
とっても好きです。
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明日は中延でイベントです。
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