ICUの看護師さんが呼びに来てくれた。
『お待たせしました。お会いになられますよね?』
ドアの前で手の消毒、ドアを通ってまた消毒、マスクもしています。
他の患者さんを起こすといけないので、そこは通らず裏から主人のいる場所に行きました。
いた!主人を見つけた!!
主人の寝ているベッドの周りには機械がズラッと並んでいました数々のモニターには、いろんな波形と数字達が並び、口と首には管が入っていました。
足には空気で膨らんだり萎んだりする物がついてました。
顔を見ると、いつもの寝顔
凄く安堵したのを思い出します
普段寝ているのとは少し違い、体が少し右側に向いた状態だったので、舌がでろーんと右側にでていました犬が無防備に寝ていて舌が外に出ちゃった状態みたいな感じでした。表現が乏しくてすみません…。
『数値も異常ありませんし、今のところは良い状態ですので、ご安心くださいね。』
私『顔がずいぶん浮腫んでいるようですが、大丈夫ですかね?』
看護師さん『輸血や点滴で浮腫んでいるだけなので、しばらくしたらおしっこで排出されるので心配ないですよ。』
私『この後、始発で帰りますが、何か必要な物はありますか?』オムツを数枚足して欲しいと言われたので売店へ
家族待合室を開けてくれて、ここで休んでいいと言ってくれました
荷物を看護師さんと見て、必要そうなものは預かってくれるというので、あれこれ出して渡しました。
家族用の待合室にはテレビがありましたが、つけることなく、早く寝ようと電気を消しソファに横になりました。
ガタッピシッ ガタガタッ ピシッ
何やら音がする…自販機かな?
眠れていなかったせいでめまいが起きそうでした。
それなのに…この音のせいでまたまた眠れず…
外に出て自販機確認…音はしてない何の音なの?
怖くなり、売店へ行ってみたりした
部屋に戻って横になると…また音
結局ほとんど眠れず4時頃にICUの主人の所へ行きました。少し主人の所にいさせてもらいました。
手を触ってみると暖かかったほっぺも触ってみた、暖かい血色もいい爪もピンクだー
手術前の爪は色味が白く、顔も白っぽかったので、凄く安心できた
看護師さんにお願いをして、帰りました。
朝9時に家に無事到着
どっと疲れが来ました
朝食を食べ、やっと薬が飲めました
両親に連絡し、娘を連れてきてもらえるようにお願いをして、少し横になりました。
お昼ちょっと前に娘が帰ってきましたが、疲れが抜けなくて、また少し休ませてもらいました
午後には地元病院へ連絡し、まだ受け取っていない薬について聞いたり、移植ができた話をしたりしました。
主人がお世話になった方々に連絡をして、主人の友人にも連絡、それぞれの皆さんが良かったねって言ってくれた
まだどうなるのかわからないから心配だけど、とりあえずICUから出て一般病棟へいつ移れるかだな。
だいたい1週間くらいICU1にいて、ICU2に移動してさらに1週間の後に一般病棟へ移動って流れらしい。
元気になった主人に会いたい
一緒に笑いたい!
一緒に喜びたい!
1週間後会いに行く事にした