関東近郊を中心に全5ヶ所で開催されるこのミュージカル。今日私が観に行ったスペース・ゼロが初回会場となる。
出演子役のうち男子メンバーは、
ガスパール役・古賀瑠
バスティアン役・小溝凪
ポール役・川口空汰
クラスメイト、チームトロイカ役・今牧輝琉
米本奏哉
波多腰由太
クラスメイト、チームZERO役・黒尾怜央
凪くん以下の6名は授業中の場面で初登場。皆ブロックに座って、舞台奥の黒板を見ている。客席には背中を向けている状態。歌を歌う子たちは、それぞれのタイミングで客席のほうを振り向いて歌う。凪くんも歌唱シーンあり。凪くんは長袖のシャツに長ズボンで露出少なめ。むちっとしていてかわいい。思っていたより色白い。終始明るい表情で、瞳もキラキラ。
私は今回最前列の中央、ちょっと下手側の席だったのだけど、これがなんと大当たり!凪くんは全体を通して下手に登場することが多い。凪くんが座るブロックも私の席のほぼまっすぐ前。これは嬉しかった。凪くんを正当な理由で直視することができる!(笑)
千莉ちゃんと瑠くんが中央で台詞を言っている間、その他のメンバーはアドリブタイム。凪くんは左斜め前の席に座っている輝琉くんとあっち向いてホイをやったりしていた。この輝琉くんが又めちゃくちゃ可愛い!輝琉くんと凪くんは仲良しなのか、この後もよくひっついていた。
授業のあとに先生からダンス大会の話を持ちかけられる子供たち。凪くんたちが名乗りをあげる。このあたりの記憶ちょっと曖昧だけど、フラフープの凪くんが可愛かったのはこの場面だったかな?
そのあと教室のセットはパリの街並みに変わる。クラスメイト役のメンバーが風船を持って登場。ここは凪くんが出ていないから他の子をじっくり観察できる時間。
このあとしばらくはリサガスだけのステージになる。
口笛を吹ける吹けないで喧嘩になるリサとガスパール。このときの口笛、瑠くんが本当に吹いているのかと思った。たぶん元々録音してある音に合わせて口笛を吹く素振りをしているだけだと思うけど、さすがに瑠くんは上手くてすっかり騙された。
喧嘩したふたりはお互いのことを女の子はわからない、男の子は分からないと睨み合う。この場面、正直今の時代にあそこまで男の子女の子を強調する必要があるのか?と思ってしまった。男の子はこれが好き、女の子はこれが好きと強調する歌は今の時代ナンセンスじゃないか?会場にはちっちゃい子供たち沢山来ていたけど、こんな古い固定観念の歌を子供達に聞かせるのか、と思った。まあそこまで真剣に考える歌でもないかもしれないが。
それでいろいろあって、ここで20分の休憩が入る。休憩の前にダンスタイムがあったが、どういう経緯で踊り始めたっけ?
2部は雷の音から始まる。子供たちの注意を引くためなのかこれが結構大きい音で、大人の私もびっくりした。そしてゾンビのような格好の川口空汰くんがすぐ目の前に。他の子たちも皆それぞれ仮装している。ここまでずっと同じ衣装だった子役たちは、ここで大幅な衣装チェンジをする。凪くんは包帯グルグル状態。凪くんは下手側の通路を通ってステージに上がってくる。凪くんが2部で最初に登場するところは下手側の通路、と覚えておこう。今後のために。
ステージ中央に集まった仮装集団は、皆で踊る。突然のスリラーには笑いそうになったが、客席のちびっ子たちには通じないネタかな?むろん私もリアルタイムでは知らない世代なのだが。そういえば私が初めてスリラーを観たのは本家マイケルジャクソンではなくて、天才てれびくんでウエンツたちが踊っているやつだったなあ。そのとき私はまだ2歳か3歳くらいだったと思うけど、不思議とよく覚えている。親がビデオに録ってくれていて、大きくなってからもよく観ていたからなあ。三つ子の魂百までと言うけれど、まさか3歳の頃に見ていた〝子供達が踊るスリラー〟を大人になった今も見ることになるとは思わなかった。
奇妙な格好で踊る米本奏哉くんの怪演は見もの。
この後、またいろいろあって、最後のダンス大会の場面に変わる。(いろいろあっての部分は正直よく覚えてない)
ダンス大会はチームトロイカが最高だった。あの3人の生き生きとした表情。あー、私が見たかったのはこれだ、と思った。あと、他のチームが踊っているときに後ろのほうでこじんまりと集まっているトロイカチームかわいい。
凪くんはこのときやっぱり下手にいた。フラフープを使って踊る。
ナルオ(蓮城まこと)のカメラで撮った写真、私も見たいな。カメラを向けられて、最初は戸惑いながらも結局最後は調子よくポーズを決めていく子役たちの演技が良かった。戸惑っているところも含めてムービーで撮っておきたい。そういえばこの写真撮影のときも、いちばんおちゃらけたポーズを取っていたのは輝琉くんだったな。この彼、もうこの春から中学3年生なんだね。どういう育て方をしたら、あんな素敵な中学3年生に育つの?
出演子役全員が魅力的で目がいくつあっても足りない。正直あまり期待していなかったけど、思っていたよりずっとずっと良かった。あと3回も見られることが嬉しくてたまらない。(次回は記憶が曖昧な部分をちゃんと観てくることが目標)