さて、CMオーディション合格法の2つめ。

 

まあ、これも僕の「備忘録」だから独断と偏見で書いてます。もちろん教えていただいた「理論」や自分自身の「実績」に一応基づいてるけど、これ読んで「この通りにしたのに受からなかった!」などと言ってこないでね。ただCMオーディションは「10本受けて1本受かればすごい!」と言われる世界だから。自分で「この方法使えるかも?」と思ったものは、しばらくはためし続けてみるといいと思いますよ。

 

オーディションルーチン

さあきた!CMオーディションと言えば、最大のポイントと言っても過言ではない「オーディションルーチン」だ!
 
「オーディションルーチン」って何かと言うと、ズバリ「CMオーディションの演技の前に行うやつ」だ!
 
この「オーディションルーチン」というのは、レッスンでコーチが呼んでる用語で、実際にそういう言葉が広く認知されてるわけじゃない。でも、名前がないと伝えにくいのでコーチのいう通り、ここでも「オーディションルーチン」で。
 
一度でもCMオーディションに行ったことある人は分かると思うけど、必ずと言っていいほど、ほとんどのCMオーディションでこれは行われている。逆にドラマや映画、舞台などのオーディションでは、ほとんどこの形式は行われない。では、その流れを見ていこう。
 

【CMオーディションルーチンの流れ】

  1. 入室挨拶
  2. 「T字」に立って「オーディションシート」を胸に構えカメラを見る
  3. オーディションシートをスタッフさんに渡す。
  4. 「T字」の上で、顔のアップを撮るため一周する。
  5. 全身を撮るため、もう一周する。
  6. 自己紹介をする。
 
この流れが、ごく一般的な「CMオーディションルーチン」だ。
たまに、「45度」の斜め顔を見せたり、「歯並び」や「手の裏表」を見せたりすることもあるけど、大体この通り。
 
ちなみに「T字」というのは、オーディション受けたことある人にはおなじみのこれね。
 

 

【CMオーディションルーチンで合否は決まる!】

実はこの「オーディションルーチン」でCMの合否はほぼ決まる!と言っていいほどオーディション対策の重要項目なのだ。なのにこれを練習することはほとんどない。たいてい所属事務所でマネージャーがちょっと説明して終わり。それじゃあCMオーディションに受かるわけがない!
 
レッスンでは、CM受ける人には、まずこのオーディションルーチンを徹底して行う。ホントにしつこいくらい。上記の段階それぞれにコツがあり、どれも全てその理由に納得のいくものだ。
 
この「オーディションルーチン」をあいまいにしておくと、毎回毎回戸惑ってしまうことになる。つまりこの段階で緊張してしまい、もはや次行く前にいっぱいいっぱいになってしまうんだ。ただでさえオーディションは緊張する場なのに、不安なままこの「オーディションルーチン」をやることは、わざわざ落ちるために行っているようなものだね。
 
スムーズに「オーディションルーチン」をこなし、次の「演技審査」で実力を発揮するために、まずは徹底してオーディションルーチンを磨くことが大切だね。
 
ちなみに、僕もCMオーディション受け始めて、3年くらいは毎回これに緊張してましたよ。アホだよね。もっとしっかりこれに向き合っていれば取れたオーディションもあっただろうに。で、これを徹底的にレッスンしてからは、もうオーディションで変に緊張することもなくなったし、合格率も飛躍的にアップしましたよ!
 
CMオーディションに合格したい人は、まずは徹底的に「CMオーディションルーチン」を練習すべし!