湯田中から小布施に向かいました。
今回小布施に来たかったのは目的があったからです。
小布施堂のモンブラン朱雀を食べることです。
小布施堂の栗の点心 朱雀も食べてみたいですが、期間限定なので、秋にまた頑張って食べに行くとして、今回は気軽に食べたいなと。
カフェえんとつという場所でいただけるのですが、運が良かったのか14時前に着いて15分ほどでお店に入ることができました。



メニューはモンブラン朱雀とのドリンクセットのみでしたが、飲み物の種類はいろいろありました。
せっかく長野に来たのだから林檎ジュースにしました。
モンブラン朱雀、なかなかの威圧感とボリュームです。お腹いっぱいだったので若干狼狽えましたが、別腹がありますから余裕です。
モンブランというますか、モンブラン風の和菓子を洋菓子風にしたものといいますか、表現が難しいです。
よくあるモンブランのイメージとは異なり和栗の深みがしっかり出ており、重厚な味わいです。中にはアイスクリームが入っており、やはり洋菓子なんだなと。添えられたカシスソースと頂くのもまた楽しみ方の1つかと。
栗の点心 朱雀を洋菓子風に食べやすくしたものという感じですかね。
とにかく食べることができて満足しました。
お腹がまたいっぱいになったところで、2100系を写真に収めるため、小布施駅へ。
順光で撮影できるかどうか微妙な時間でしたが、これまでに撮った他の写真よりはよくなりそうだったので、淡い期待を込めて。

2102編成は2101編成とは異なり白を基調とした長野電鉄オリジナル塗装で、こちらの方がスノーモンキーという愛称に相応しいと思っていますし、この塗装変更には好感が持てます。
オリジナル車両亡き今、2102編成に出会うと長野電鉄に乗りに来たんだと実感できるものです。それも原車オリジナル塗装のままの2101編成があるからなのでしょうね。
ゆけむり1000系も1編成は小田急時代のワインレッドの帯を再現してほしいところ。
まあ、最近まで色が違うことといいますか、元々帯だけがワインレッドだったことに気が付きませんでしたが。
さっと2102編成を撮影して、上りのゆけむりで須坂に戻るつもりが、乗り遅れました。特急券を買っていたのに…
仕方ないので小布施駅内にあるながでん電車ひろばに保存されている2000系の車内で次の上り電車を待つことに。


長野電鉄といえばやはりこの2000系のイメージが強いです。
乗車した気分だけでも味わおうと窓を眺めながら妄想してみたり。
この時代の地方私鉄の車両には富山地方鉄道10020系、福井鉄道200系、北陸鉄道6000系くたに、6010系しらさぎと名車揃いです。しかもこの2000系を含め北陸地方に集中していますね。
北陸鉄道6010系は一番好きな車両です。一度乗ってみたかったな。叶わなかったからこそ憧れのまま輝き続けるのでしょうけどね。
そんなことを考えていると上り列車がやってきたので、終了間際のOS10系お別れイベントの様子を見に行くために須坂へ。




ホームに佇む姿は現役さながらですね。
やはりこの林檎塗装こそが長野電鉄だと思います。もしいつかオリジナル車両が復活することがあれば、林檎塗装を再現してほしいなと淡すぎる期待を胸に須坂駅を後にしました。
また小布施に戻ろうとしたときにやってきたのは3500系信州中野行き。信州中野~湯田中の折り返し運用とたまに長野~須坂で運用されている程度のイメージだったので意外だったのと同時に嬉しさが。
しかも昭和38年製の車内化粧板が黄色がかったクリーム色の編成。いかにも昭和時代の車内。
長野電鉄の車窓にはこの雰囲気の方が似合います。
この車両が来てくれたおかげですんなりOS10系に別れを告げることができました。
自分にとって鉄道車両の引退は友達を失うような悲しいことですから。
さようなら。

そしてまた小布施へ。
まだ目的がありました。
小布施堂本店でしか買えない期間限定のお菓子を買うこと。
三とせという栗菓子を買いました。作るのに15分ほどかかるとのこと。お店でぼーっと待っていると10分弱でできました。
和菓子といえば砂糖菓子や小豆のイメージが強いですが、栗菓子という選択肢もあるんですね。
和菓子の中では落雁が一番好きですが、栗菓子というものももっと探し求めていきたいなと思いました。
それにしても小布施にはたくさんのお菓子屋さんやカフェがあり、歩くだけで気分がウキウキします。こんな街に住んでみたいな。小布施堂の月限定のお菓子も買い放題です。行けなかったカフェもまだまだあります。
また次の秋には必ず来ましょう。
小布施駅に戻り、湯田中へ向かうことに。
電車は信州中野で運転系統が別れており、信州中野では湯田中行き発車までに20分ほど時間があります。フリー乗車券があれば、この時間が意外にも外に出たり、飲み物を買ったりとリフレッシュできる時間だったりします。
そしてここでも待っていたのが先ほどの3500系。4形式しかない長野電鉄の、普通用車両2形式でも、こうしてお気に入りの仕様の車両があると楽しみ方が増えますね。

湯田中温泉には日帰り温泉は駅前の楓の湯しかないと思っていましたが、調べてみると他にもあることがわかりました。
しかし日帰り入浴可能時間は18時まで。湯田中到着時間は17時28分、駅から徒歩で7分…入浴可能時間25分…しかし、これも何かの縁だと思い行くことにしました。
日帰り入浴ができるよろづやは湯田中駅から500mの距離、若干登り坂が苦しかったですが、急勾配を登れない8500系とは違うので、頑張りました。
17時32分に着。急いでお風呂へ。
やはり雪積もる春先の露天風呂は格別です。すぐに温まったので、時間は充分でした。なんとか18時過ぎに温泉を出て湯田中駅へ。
記念に1つ入浴剤を買ってみたり。
そういえば前回訪問時、他にも日帰り入浴できる場所があり、そこで温泉に入りました。食事もいただいたのですが、そこにいる間他のお客さんに出会うこともなく、貸切状態でした。
露天風呂は日本庭園のような景色に囲まれた場所にあり、ちょうどその日吹雪のような雪の強い日でしたので、露天風呂から眺める景色は正に日本絵画のようなこれぞ日本の冬というものでした。現実ではなかったのではないかと思わせるぐらい。夢のような一時。不安になりながら吹雪の中誰もいない温泉街をあとにしました。
そんな素敵な思い出もふと思い出しました。
湯田中からは信州中野まで普通、時間もあったので、信州中野発長野行きのB特急ゆけむりを待ちのんびり長野へ。

長野では晩御飯をいただきました。やはり蕎麦です。いろいろあり悩みましたが長野に来て蕎麦を食べずには帰れません。
いつものくるみそばが食べられるお店へ。
甘いくるみをすりおろしたものにそばつゆを入れかき混ぜます。
ごまだれのような、しかしもっと濃厚で甘い不思議な味です。しかし美味しいです。このお店オリジナルなんだとか。

それとフキノトウの天ぷらも注文しました。仄かな苦味と鼻腔に突き刺さるような不思議な香りが春の訪れを感じさせますね。

最後はそば湯をいただきます。これがあるのとないのとでは全然違います。カフェで過ごす時間のように、食後を落ち着くまで温かくのんびりと過ごせます。何杯もありますからね。そばつゆで割っても、そのままの でも美味しいです。日本人でよかった。
以上で長野旅行は終了。
長野にもまだまだ行きたいところはあります。
また来ないとな。
9月に来たばかりでしたから懐かしいという感覚はなくて、帰って来たなぁという感覚でした。数ある旅行先の中でも長野での滞在時間は長い方なので。
それと同時にとても好きな場所になっているなと実感しました。
お菓子も食べ物も美味しいし、良いお店もたくさんあります。
少なくとも9~10月に必ず行きたいです。
来週は東京旅行を予定しております。
独り身ですから。今しかない人生を、自分なりに全力で楽しめたらなと。
音楽はもちろん、鉄道、旅行、お菓子、お茶と自分の好きなことはとことん全力で。