今月に入ってから、不思議な事がありました。
一つは、SNSでブラジルの日系3世の方から友達承認をお願いされたこと。
その理由が、私と同じ姓で、しかもおじいちゃんの時代に八代からブラジルへ移民されたとのことで自分のルーツを知りたいというものでした。
私の主人の姓はもともと宮崎と熊本の県境なのですが、熊本の方が多いので、ひょっとしたらうちも熊本からの出なのかも・・・。
そういえば、小学生の時に、同級生が「身内がブラジルに居るんだよ~」と話していたのを思い出しました。
田舎育ちの私からすれば、「な、なんで地球の裏側のブラジルに親せきが居るの??」ってすごく不思議に思った覚えがあるのです。
日本人がブラジルに入植して100年過ぎて、ネットでまさかこのような出会いがあるとは思いもしませんでした。
そしてもう一つは、パザパライブの早朝・・・めったにならない自宅の電話から呼び出し音。
「はい。○○です。」と出ると
「あ!●●子??あのねぇ・・・」
電話の向こうは明らかに北の訛りのおばあちゃん。
「あの、私○○と申します。何番におかけですか?」
「えっ、ちがうってよ、父ちゃん、、、何番だっけが?」
隣で、ご主人らしきおじいちゃんの番号を読み上げる声が聞える。
「○○○の○○○○の○○○○でないの?」
「あ、番号は一緒ですね。ひょっとしたら1年前にこの番号を取ったので、その前の方かも知れませんね~」
「そうかね~」
おばあちゃんはなんだか困っている様子。
「お電話されてるのは娘さんですか?」
「そうなの、八代郡のね、ひ・・・か・・わ?ってとこに住んでんだけどぉ。私、函館から掛けてんの。それがよ、孫も熊本に居るんだけっど、だいぶ掛けてんだけど、孫の電話も繋がらねの」
「あ、氷川町ですね。私が住んでるところの隣町です。お母さん、…ひょっとしたら番号違いかもわからないので、お母さんの電話番号教えてもらっていいですか?私が思い当るところにかけてみて、またご連絡しますから!」
「いいの?いや、すみませんねぇ…。」
そう言って、お母さんとこの電話番号を聞いて、電話を切った後、間違えそうな局番を番号を変えて試してみるもヒットせず・・・。
仕方ないので、お母さんに残念なお知らせをしようとさっき教わった電話番号にかけ直してみるも…残念。
「使われておりません・・・」
「・・・あれ?」どこかで番号を重複して言っちゃったのかな、お母さん。
ネットで函館の市外局番を調べて、この番号かな?って言うところで掛けてみるも、また「使われておりません。」
・・・かくして熊本と函館間の連絡は途絶えてしまいました。
なんだか、期待持たせて申し訳ないことしたなぁ・・・と思っていたら30分ほどしてまた電話が
「はい、○○です。」
「あの~さっき、電話間違えた人かね?」
「あ!お母さん、すみません、掛けてみたんですけど番号違ったみたいで駄目だったんです…。お力になれずにスミマセン(>_<)」
「いや~~あのね、孫に繋がったのさ!だから連絡したの!」
「ほんとですか!良かったですね!いや~良かった。」
「ほんとに、ありがとうね~。」
「いえいえ、どうぞお体お大事に!」
良かった~。
北海道と九州の遠くに暮らす家族が繋がって良かったです。
こんな時に電話が繋がることの有り難みが分かりました。
それにしてもなんだか不思議な繋がりが多かった・・・。