性格とは、人と人とが付き合って現れる相性のことなり | 発想が違う血液型相性相談

性格とは、人と人とが付き合って現れる相性のことなり

当ブログのタイトルに「発想が違う」と入れたのが、単なるはったりではなかったということは、

そろそろお気づきいただけたと思います。


血液型より人間性のタイプを基準にすること。

これは、案外発想としては稀有なものなのです。


一般の血液型占いなるものを見てみますと、そこには一種フェティシズム的とも言える決め付けがあるように感じられます。


A型は、こういう人間タイプです!といった感じのね。


ところが現実には、さまざまなタイプのA型人間が存在するわけですよね。

だから、血液型判断は当てにならない、硬直していると批判されるのです。


でも、発想を変えて、ともかく人間に、従属、支配、自由、変化という四つの「傾向性」がある、

ということは、もっと素直に受け入れられるのではないでしょうか?


これらは、人間社会がある限り、民族を超えてどこででも見ることの出来る普遍的な現象です。

ちょっと話は大きくなりますが、個人間の関係を超えて、国家間でも垣間見られる現象ですね。


それもそのはず、民族にせよ国家にせよ、所詮は一人一人の個人の傾向性が、純粋和算的に合わさって、

大きくなったものにすぎないからです。


ですので、私のこの人間タイプ理論は、心理学だけでなく、政治学や社会学や文化人類学などの、

人文科学全般の基礎をなしているとも言えるでしょう。


ところで、このことから、私の発想が、完全に孤立した一人の人間の性格分析を目指すものではなく、

人と人が出会ったときに現れる性格の分析を目指すものだということがご理解いただけると思います。


「あの人はB型だから、こういう人だ」という命題ではない。

むしろ、

「あの人はB型だから、A型の人と付き合うと、これこれこういう性格を現す」という命題から入るのです。


いわば性格とは、二つの異質な物質が触れ合ったときの化学反応に喩えられます


水素と酸素は、水になって、初めて自分が水素あるいは酸素だったと気づくのです。


その意味で、私の理論では、孤立した性格など存在せず、

すべての性格は、人と人との相性と切り離して考えることのできないものなわけです。


私が、このブログを「血液型相性相談」と名づける所以です。