人間性の4タイプ
人間のタイプは、大きく分けると、
従属型、自由型、支配型、変化型、の四つがあります。
これが、血液のタイプのA型、B型、O型、AB型に対応している。
それで、血液型は、輸血時に問題になるだけでなく、性格判断のときにも何か関係があるはずだ、
という発想が生まれたわけです。
しかしながら、人間性の4タイプと、血液型の4タイプが、
一致しないように見える場合も多々ございます。
たとえば、従属型に対応するはずのA型の人間が、自由を求めたり、支配したがったり、相手に合わせて自分を変えたりするということは、当然のことながら、随所に見られる一般的現象ですね。
そもそも、人間性の4タイプは、大なり小なり、誰にでも備わる気質なのです。
そこで、私の血液型の発想では、A型は従属型とは規定しません。
A型にはA型なりの従属願望があるし、A型なりの自由欲求があるし、A型なりの支配欲求があるし、A型なりの変身願望がある。そのように考えます。
従いまして、私の血液型相性判断の基礎をなすのは、血液の4タイプではなく、人間性の4タイプのほうなのです。
誰しもが備える4つのファクターのバランス具合を、その人の血液型から読み取るのですね。
この知識を踏まえていると、対人関係で躓くことを未然に防止したり、現在躓いている場合は、軌道を修正するのに大いに役立つでしょう。