サボランティア | 吉岡バプテスト伝道所&ひかりの園

吉岡バプテスト伝道所&ひかりの園

〒981-3621
宮城県黒川郡大和町吉岡字天皇寺34
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 最近、友人が助っ人に来て下さるケースが続きました。個人で来られたとは言え、背後に教会や家族の祈りがあることを思って、深く感謝しています。
 2,3,4日、横浜港南めぐみ教会の本多英一郎、美枝子ご夫妻が来て下さいました。炊き出しのご奉仕に出ていただいたのも感謝なことですが(先生もそう若くはないのに)、サボランティア、つまりボランティアのサポート役として、食事を作ったり、宿舎の整理をして下さる役目を引き受けて下さったのです。ありがとうございました。
 
 次いで、4,5,6,7日と若松教会の山本惠子姉が、教会からの莫大な献金と兄弟姉妹のやはり尊い献げもの、物資、お便りを携えて来て下さいました。
 彼女は、「炊事はできません」と言う。私は、「できませんって、ご主人に食事つくって、ご主人元気なんだから大丈夫」などとメールのやり取りをしていました。一方、彼女は音楽療法士ですからなんとかその方面のご奉仕ができるようにと祈っていました。結果はパーフェクト。毎朝、朝食をつくって下さいましたし、礼拝の奏楽、賛美を導いて下さいました。わが伝道所としては最高、20名出席の礼拝は大いに恵まれました。
 キーボードが地震と余震で二度も倒れて完全にダウン。困っていたところへ石田夫妻が古いものですが、と献品して下さいました。これが持ち運びにちょうど良くて、6日、石巻中学校体育館の避難所にいやしの歌を運んで行ったわけです。
 いきなり行っても門前払いは必然、山崎博加さんというコーディネーターが伝道所に常駐しておられるのですが、あちこち当たって下さって、やっと開けた道でした。
しかし、始めはちょっと緊張しました。150人の避難者がおられ、寝ている人も、体調のすぐれない人もおられると思うと、お邪魔にならないようにと気を使うわけです。
 山本姉も日頃の実力は出せなかったと思いますが、だんだんと皆さんが彼女の音楽とトークに引かれて行く様子が感じられ、歌も手拍子も出て、多くの人に喜ばれたのです。
 避難所の責任者の判断によって、こういうかたちをとったわけですが、寝ていたい人に、さああなたも歌いましょうと呼びかけて刺激を与えるのも必要なのかなと思いました。というのは後で、私は声が出なくなっていた、と言って来たご婦人がいました。3ヶ月近くも声を出すのもはばかる生活をして来られたわけで、ほんとうに気の毒でした。
それにしても山本さん、よくご奉仕なさいました。みそ汁も、卵焼きもけっこうおいしかったです。感謝感謝。