『風が強く吹いている』
から
三浦しをんさんにハマっている。
(現在、『舟を編む』を読み終わる)
薦めてくれたのは、
娘の国語塾の先生
先生が薦めてくれた本は過去にも
良いものばかりで(イシグロカズオの『クララとお日さま』etc)
すぐ購入していたのですが、、、
何年も手をつけず本棚に眠っていました
しかし、この春休みについに読んだ。
あまりにもよくて、何回も見返しちゃった
箱根駅伝を目指す、才能と限界と希望を追いかける大学生たちの物語
走るために生まれてきた走と
走りたくても走れない苦しみを知る清瀬が中心となり、話は展開します。
みんな同じゴールを目指して走るけれど、走るその意味や目的、精神的にたどり着く場所は違うと、この物語を読んでいて痛感!!
毎年、箱根駅伝を見ていて、
なぜこんなにも胸を打つのかと
思っていたけど、
それは見ているものも、
同じように心の中で走り、
自分の行きたい目的地を目指している
からなのかもしれないな、、、
とこの本を読んでいて思いました
箱根駅伝を見るようになり、
さらには自分の大学陸上部との交流を
させてもらうようになった今、
この物語は客観的なものではなくて、
主観的な感情移入がありました
ロケバスの中で、新幹線の中で
もう仕事の合間、続きが読みたくて
最後は涙を流しながら
物語の中の
寛政大学駅伝部の完走を
見守りました
私の中で、本棚の1番前に飾りたい
殿堂入りの一冊です
こちらは、箱根の駅伝cafe。
この間、大学の友達と日帰り旅行で
行きました